美容皮膚科コラム

  • 2024.01.15
    • 脱毛

40代からの介護脱毛。正しく医療脱毛を知り、最適なクリニック選定しよう!

介護脱毛とは?40代以上の方におすすめの理由を解説

デリケートゾーンの脱毛は若い子がするものと思っていませんか?
実は40~50代の方でVIO脱毛を始める方が増えています。

高齢化社会おいて、アンダーヘアの脱毛のメリットに気づき、介護が必要になる前に脱毛をすましておこうと考え美容クリニックを受診されています。

なかなか気軽に話題にしにくいかもしれませんが、案外VIO脱毛をしているご友人は多いかもしれませんね。

介護脱毛とは?

介護脱毛とは、将来介護される立場になった際に清拭や排せつ後のふき取りなど、介護者の負担を減らすために、デリケートゾーン(Vライン、Iライン、Oライン)の毛の脱毛をすることです。

脱毛といえば若い世代の方が行うものと認識している方もいるかもしれません。しかし、高齢化社会の今、親の介護をきっかけに介護脱毛の必要性を感じる40代以降の方が増えてきています。

介護脱毛がおすすめの理由

衛生面の向上や炎症、感染症などの予防

デリケートゾーンの毛に排泄物がついたまま時間が経つと、雑菌が繁殖して感染症の原因となります。また、毛に絡んだ汚れをふき取る際に強い摩擦が生じると、肌トラブルを引き起こすこともあります。肌トラブルにり、皮膚を外部の刺激から保護するバリア機能が低下すると、皮膚表面から雑菌が体内に入って感染症を引き起こす可能性が高くなります。脱毛することで、拭き残しを防ぎ、肌への負担も軽減できるため、感染症の予防になります。

かゆみや臭いの軽減

デリケートゾーンは他の箇所に比べて皮膚が薄く、かゆみや蒸れなどが起きやすい部位です。アンダーヘアに残っていると毛に絡まった排せつ物や汚れが取りづらくなり、きれいにしようとしたときに皮膚への刺激が生じて、かゆみやかぶれなどを引き起こしやすくなります。また蒸れやすい部位でもあるため、雑菌が繁殖することで、不快な臭いも発生してしまいます。蒸れを軽減することができれば、かゆみなどの肌トラブルや臭いの予防になります。

介護をする側・される側の双方の負担軽減

デリケートゾーンに毛があると、排泄物が絡みつきやすくなります。毛に絡みついた排泄物は時間が経過すると固まり、排泄介助の際に時間がかかってしまいます。状態によっては、毛を切って対応する必要もあるため、介護をする側・受ける側双方の負担になります。デリケートゾーンの毛をあらかじめ処理しておくことで、排泄介助の時間短縮に繋がります。

介護脱毛の方法

介護脱毛の方法は、クリニックで受けられる医療レーザー脱毛とニードル脱毛の他、脱毛サロンやエステサロンで受けられる光脱毛の3種類があります。それぞれの脱毛方法には異なる特徴やメリット・デメリットがあるので、確認しておきましょう。

  医療レーザー脱毛 エステ脱毛 ニードル脱毛
脱毛方法 レーザー脱毛
(熱破壊式、蓄熱式)
光(フラッシュ)
脱毛
電気脱毛
回数の目安 5~10回 10~20回以上 5~10回
通う期間 1年半~2年 2年以上 1年半~2年
料金・値段
(VIO脱毛)
15~30万円 15~30万円  
痛みの強さ 比較的感じやすい 強い痛みは比較的感じにくい 強い痛みがある
施術者 看護師 特になし 認定電気脱毛士
肌トラブルの対応方法 薬の処方診察 提携先の病院などで診察  

しっかり効果を感じたい」「通う回数を減らしたい」のであれば、医療レーザー脱毛がおすすめです

出力の弱い光脱毛では、時間がかかってしまいます。医療レーザー脱毛と同じ施術回数では光脱毛の方が安いことが多いですが、あくまでも抑毛・減耗のための施術である上に、脱毛完了までにかかる回数で比較すると、結果的に光脱毛の方が高くつく可能性もあります。またエステやサロンには医療従事者が在籍していないので、万が一施術後に肌トラブルが起こった場合は、別途医療期間にかかる必要があります。

ニードル脱毛の場合は永久脱毛が可能で白髪にも対応できますが、1回の施術に時間がかかるため費用が高くつく傾向にあります。毛穴に直接ニードルを挿入する施術なので、他の方法より強い痛みを感じやすい方法でもあります。

このような理由から、介護脱毛を行うのであれば医療レーザー脱毛がおすすめです。白髪も脱毛したい場合は、医療レーザー脱毛とニードル脱毛の両方を受けることを検討するとよいでしょう。

白髪が増える前に!

医療や光脱毛の場合、白髪を脱毛することはできません。レーザーや光を使った脱毛は、毛に含まれる黒いメラニン色素に反応して施術を行うからです。白髪にはメラニン色素が存在しないため、レーザーや光を照射しても反応せず、効果を感じられません。白髪を脱毛する方法は「ニードル脱毛」一択です。
メラニン色素に関係なく脱毛ができるので、白髪にも効果があります。一方で、ニードル脱毛は、高額で痛みが強いため、広範囲の白髪にはあまりおすすめできないのが現状です。白髪が増える前に、介護脱毛を完了しておくことをおすすめします。

ニードル脱毛とは

ニードル脱毛は、電流を流して1本ずつ毛根を処理する破壊する施術です。脱毛方法です。メラニン色素に関係なく脱毛ができるので、白髪にも効果は抜群です。 ただし、電気を流して毛根を破壊するため、痛みは他の脱毛方法よりもかなり強いです。 

医療脱毛のクリニック選びのポイント

チェックポイント☑

1.適正価格であるか
2.トラブル発生時の対応が可能か
3.予約は取りやすいか
4.
5.口コミと評判

適正価格であるか

VIO脱毛の相場

医療レーザー脱毛 約¥50,000~100,000
(約5回)
エステサロン脱毛 約¥100,000~120,000
(約10~15回)
※料金はすべて税込み

回数に関してはサロン脱毛は医療脱毛の約2倍の回数が必要となるため、完了するまでに相当の時間がかかるでしょう。

トータル的な料金も医療脱毛の方が安いため、短期間でしっかり介護脱毛したい方におすすめです。

トラブル発生時の対応が可能か

介護脱毛のクリニックを選ぶ際は、医師や看護師の対応が丁寧なところがおすすめです。

脱毛は1回のみではなく複数回通う必要があるため、対応がよいクリニックの方がストレスなく通えるでしょう。

特にデリケートゾーンを施術する場合は、気遣いや細かく配慮してくれるクリニックがおすすめです。

カウンセリング時にクリニックの雰囲気や医師や看護師、スタッフの対応をチェックし、通いやすいクリニックかどうか判断しましょう。

予約は取りやすいか

介護脱毛するにあたって、通いやすいクリニックを選ぶことも重要になります。

脱毛は何度も通うことになるため、自宅や職場からアクセスが良く無理なく通えるところを選ぶようにしましょう。

通いやすさのポイント
  • 診療時間は長いか
  • 土日もやっているか
  • 予約がとりやすいか
  • 施術時間が短いか

これらのポイントをおさえたクリニックがおすすめです。

特に、通いやすさ=予約の取りやすさでもあるため、事前に予約方法などを確認することが大事です。

医療脱毛は時期やタイミングによって「混みあっている」「中々予約が取れない」というケースもあります。

そのためクリニックによっては複数回まとめて予約が取れたり、予約枠を多くしているなど対策しているところもあります。

より通いやすいクリニックを選ぶことが、介護脱毛を計画通り完了することができます。

追加料金があるか

医療脱毛をするには、施術の前日までに施術箇所の自己処理をしてから来院しなければなりません。

しかし、VIOの自己処理は初心者さんにとって至難の業。がんばって自己処理しても、うっかり剃り残してしまう場合もあるかもしれません。

そこで、万が一剃り残しをしてしまった場合の追加料金を確認しておきましょう。

「手の届かないOラインは無料」「剃り残しなら無料」「どの部位においても剃り残しは追加料金発生」など、クリニックによって条件はさまざまです。

また、クリニックによっては、医師の診察で初診料・再診料や、脱毛後の肌トラブル時の治療薬代金が別途かかることもあります。

肌トラブルが心配な方、レーザー後に赤みなどが出やすい方などは、診察や薬代が無料のクリニックを選べば追加料金を気にせずに医師への相談ができますよ。

追加料金について公式サイトに記載がない場合は、カウンセリングで確認しておくことをおすすめします。

取り扱い機器

当院では、脱毛効果が高いと定評のあるジェントルシリーズの『ジェントルマックスプロ』という高性能の医療レーザー脱毛機を使用しています。

このジェントルシリーズの医療脱毛機には、痛みを抑える「ダイナミッククーリングデバイス(DCD)」という冷却システムが搭載されています。

この冷却システムは、レーザー照射時にハンドピースからマイナス26度の冷却ガスを噴射するシステムです。

超低温の冷却ガスを使って照射箇所をピンポイントで冷やすことによって効果的に痛みを軽減してくれます。

まとめ

最近では老若男女問わず脱毛を受ける方が増えつつあるため、恥ずかしさを気にして躊躇している方はそこまで気にする必要はありません。

脱毛経験者の体験談を読むと、「やっておいてよかった」という声がほとんどを占めているのが事実です。

もし迷っている方は、施術内容など詳しい説明を聞いてみるだけでもおすすめです。

介護脱毛は必ず行うべきものではありませんが、介護を受けることを見据えて脱毛しておくことで、将来介護を受ける際に介護者はもちろん、介護を受ける方ご自身も快適に過ごせるでしょう。ただし介護脱毛を行うには費用がかかり、脱毛完了までにある程度の時間がかかるため、よく検討してから行うことをおすすめします。

当院ではプライバシーを重視し、完全予約制で診療を行っております。また、個室の待合室も準備し、患者様同士がお顔を合わせることが無いよう配慮しております。

また、女性看護師が対応いたします。実績と経験豊富な確かな技術と、最先端の医療機器によりクオリティーの高い治療を提供します。