ほくろ・いぼ・あざ
ほくろやいぼ、あざが一つでもお顔にあると印象が違って見えます。
目立つ場所にある場合、強いコンプレックスを持たれる方も多くいらっしゃいます。
特に顔周りや首などの場合、なかなかメイクで隠すことができません。
難しい施術ではなく、傷を残さず短時間に簡単に治療できるケースがほとんどです。
ほくろ・いぼ除去について
ほくろ・いぼ除去は治療法によって保険適用で治療できます。
形成外科専門医による、お一人おひとりにあった治療法でキレイに確実に除去します。
ほくろとは?
ほくろ(黒子)とは母斑の一種で、そばかす程度の小さなものから、大きく腫れあがったものまで様々なタイプがあります。大きさはほとんど5mm程度のもので、黒褐色や薄茶色が多く、加齢や紫外線などの影響でメラニン色素の沈着がおこり肌表面に黒く反映されることが原因の一つと言われています。
ほくろは、思春期を境界線として、先天性と後天性のものに分けられます。先天性のものは遺伝的な要因が強く、後天性のものは紫外線や外部刺激によって発生し、中には、年齢とともに大きくなったり、盛り上がってきたり色が変わったりするものもあります。
ほくろは誰にでもありますが、場所や数によってはとても気になるものです。メイクやヘアスタイルでは隠し切れなかったりして印象に影響を与え、コンプレックスになったりします。
ほくろの種類
ホクロは母斑細胞の増殖により現れ、平らなものや盛り上がったなど形状が異なります。
このホクロにもいろんな種類があり、そのホクロの大きさや場所により、適切な治療は違ってきます。
1. 単純黒子
- 皮膚の浅いところでメラニンが生成されできる。
- 1~2mmほどの小さいものが多いです。
2. 母斑細胞母斑
- 徐々に盛り上がってくるほくろ。
- でき始めは単純黒子くらいの小さなものですが、徐々に大きくなったり盛り上がったりします。
治療が必要なほくろとは?
ほとんどのほくろは良性のものであるため、特別な治療の必要はありません。
しかし、急激に大きくなったり変色したほくろは注意が必要です。その場合は医療機関での受診をおススメします。ほくろに似たメラノーマと呼ばれる悪性腫瘍は、皮膚ガンの中でも最も恐れられているものです。ほくろと皮膚ガンを見分けるためには、病理検査(顕微鏡を使った詳しい検査)を行うことが必要です。
ご本人がほくろだと思っていても、別の皮膚疾患であることや、皮膚の悪性腫瘍を疑う状態の場合もありますので、まずはご相談ください。
いぼとは?
いぼは皮膚の表面にできる小さな突起物のことで、医学的に『疣贅(ゆうぜい)』と呼ばれています。色々な種類がありますが、主には、ウィルス感染が原因のいぼと、加齢によってできるいぼがあります。 ウィルス性のものは、目に見えない小さな傷口からウィルスが入り込み感染していぼとなってあらわれます。 人から人へ感染するため、早め治療が望ましいです。 加齢によってできるものは、お肌の老化現象としてでき、60歳以上の方に多くみられます。
いぼについて
老人性疣贅
加齢とともに増加するいぼで、皮膚の老化現象でできます。一度除去しても再発する可能性があります。
いぼの感染予防
いぼの主な原因はウィルス感染です。
明らかにいぼができている場合は、家族間でのタオルやマットの共有を避けるなど予防をすることで防ぐことができます。
いぼは皮膚の免疫力が下がった弱い場所にできやすいので、常に皮膚を清潔に保ち、紫外線を避けるなどして皮膚を弱めないような工夫も効果的です。
ほくろ・いぼの除去は、症例次第ほくろ・いぼの除去は、症例次第で健康保険が適用されます。詳しくは、お問い合わせください。
あざ とは?
あざには、形状として平らなものから表面が盛り上がったものなど様々な種類があり、色味もいくつかあります。 生まれつきの場合もあれば、加齢とともに生じるものもあります。 種類が多いあざも、現れる原因となる色素はメラニン色素と、血中のヘモグロビンの2種類で、その色素の違いや大きさや深さなどによりあざの呼び方が変わります。
先天的な“あざ”・後天的な“あざ”
あざの種類
あざは、メラニン系、血管系、その他のあざに分けられ、一般的に赤、青、黒、茶などの色で表わされています。
1. 赤あざ(血管腫)
- 皮膚の血管が拡張したりしてできるあざ。
- 表面が平らなものと隆起しているものがある。
2. 黒あざ(ほくろ)
- メラニン色素が真皮内に増えることによってできる。
3. 茶あざ(扁平母斑)
- メラニンが増えることによって、茶褐色で大小様々な色素斑が皮膚にできたもの。
- 体のどこにでも発症します。
4. 青あざ(太田母斑)
- 生まれつき発生しており、7~8歳までに自然に消える場合が多いですが、成人しても消えない場合もあります。
生まれつきの先天性のあざの代表的なものとして、赤ちゃんに発生する蒙古斑がありますが、治療は可能です。一般的には3~5歳の間に消えますが消えずに残っている場合も治療することができます。
後天的なあざとは、代表的なものとして打撲などがあります。青紫色のあざができてしまっても適切な治療を行えば消すことができます。
いずれの場合も、あざの治療には医療機関での適切な治療が必要です。
施術方法
切除(保険適応)
できものの場所や大きさによってはレーザー治療より手術の方がきれいに治ることもあります。
また、悪性が疑われるホクロも切除して、検査を行う必要があります。
手術は、注射による局所麻酔で行います。
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーは水分に吸収されることで強い熱効果を表し、組織を飛ばして(蒸散)しまいます。
短時間で出血がほとんどなく除去する事が可能です。
当院で用いるルミナス社製ウルトラパルス炭酸ガスレーザー『アンコア』は、一般の炭酸ガスレーザーよりさらにダメージが少なく、治療跡もきれいな治療器です。
レーザー治療(ALEX TriVantage)
当クリニックで用いるのは『ALEX TnVantage』というキャンデラ社の最新型Qスイッチレーザーです。
三種類の波長を出すことが出来るため、症状にあわせた色素に選択的に作用させる事ができ、照射時間が短いため周りの正常な皮膚組織には、ほとんどダメージを与えません。
日焼けによるお肌のしみ、そばかす、生まれつきの青アザなど、治療したい部分をピンポイントに安全に治療することが可能です。
副作用(瘢痕、赤みなど)のリスクも大幅に軽減し、従来のレーザーよりも、高い効果を得る治療が可能となりました。
トレチノイン・ハイドロキノン外用
ほくろ除去後の炎症後色素沈着防止に使用します。
トレチノインゲル
トレチノインゲルは古い表皮の細胞を押し出し、肌のターンオーバーを早める薬剤です。
使用すると赤くなったり、ぽろぽろと皮膚がむけるなど、反応性の皮膚炎が起こります。
その強さを確認しながら、数種類の濃度の中から適切な物を使用していただきます。
ハイドロノキン軟膏
ハイドロキノンはメラニン合成酵素であるチロシナーゼの阻害剤です。
メラニン色素を作らせなくする漂白剤として効果を発揮します。
特徴
- 幅広い治療内容から、それぞれのお悩み、肌質に応じた適切な治療ができます。
- ライフスタイルに合わせた治療ができます。
こんな方にオススメです
- 大きなほくろが目立って気になる
- 小さいほくろがたくさんあって気になる
- メイクでも隠せない、ほくろやあざがある
- 年々、ほくろやいぼが増えてきた
- 生まれつきのあざがある
- 短時間で治したい
神戸アカデミアクリニックの施術に対する考え
あちこちにできるほくろやいぼ。小さなもの1つならそれほど気にならないかもしれません。
ただ、できてしまった場所や、大きくなったり、量が増えるほど、気になるものです。
当院では、症状に合わせた多種多様な治療メニューをご用意して、確実にお悩みを解消することを目指した治療を心がけています。
どんなお悩みでも一度ご相談ください。
ほくろ・いぼ・あざ治療料金
診療・施術 | 詳細 | 価格 |
---|---|---|
切除(ほくろ・いぼ) | 保険適応 | |
レーザー(ほくろ・いぼ・あざ) | 約2mm | 5,500円 |
約3mm | 7,700円 | |
約5mm | 11,000円 |