美容皮膚科コラム
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水光注射は痛い?ダウンタイムはどのくらいある?副作用や症状を早く治す方法についてご紹介!
韓国発祥の美肌治療である水光注射。極細の針で表皮〜真皮層内に均一に美容成分が含まれている薬剤を注射し、内側から潤い・ハリ・弾力の向上などの肌質改善を実現できます。
しかし、SNSやブログなどで
「水光注射はダウンタイムが酷い」「痛い」といった口コミを見かけることも。果たしてその噂は本当なのでしょうか。
今回のコラムは、水光注射の施術時の痛みやダウンタイム期間、副作用や症状を早く治す方法をご紹介します。「水光注射に興味はあるけれど、ダウンタイムや痛みが不安で中々施術に踏み切れない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
水光注射とは?
水光注射とは韓国発祥の美肌治療で、極細の針で表皮〜真皮層内に均一にヒアルロン酸などの薬剤を注射する美肌治療です。美容成分を肌の表面の層に注入するで、コラーゲン生成を促し、内側から潤い・ハリ・弾力・透明感のある若々しいお肌に導きます。
主に、水光注射では、ヒアルロン酸や、成長因子、ボトックス、PRPといった薬剤を注入します。
水光注射の効果
注入する薬剤によって得られる効果は異なります。クリニックによって導入している薬剤が異なるため、施術を受ける前にホームページなどで確認するようにしましょう。神戸アカデミアクリニックで取り扱っている薬剤とその効果は以下の通りです。
薬剤 | 期待できる効果 |
---|---|
ヒアルロン酸 |
・保水力の向上 ・ハリツヤの向上 |
ボトックス |
・ひきしめ ・毛穴改善 |
成長因子 |
・肌の新陳代謝を促進 ・細胞の活性化 |
PRP(再生医療) |
・肌再生 ・毛髪治療 |
水光注射の痛みやダウンタイムがひどいと言われる理由
結論から言いますと、現在の日本の水光注射では軽度なダウンタイムで済むケースがほとんどです。ではなぜ、痛みやダウンタイムはひどいという噂が広まっているのでしょうか。
理由は、過去の水光注射が、医師が手打ちで注射する「ナパージュ法」という施術が主流だったからだと言われています。
手打ちでの注射には、担当する医師の高い技術が必要です。注射する箇所や深さ、注入量、速さ、圧力などの正確に注射しなければなりません。注入方法を誤ってしまうと、施術中に強い痛みを感じたり、ダウンタイムが長引いたりしてしまいます。
また、水光注射は韓国発祥の美容施術で、韓国ではダウンタイム中の症状よりも効果を重視する傾向にあります。そのため韓国式の水光注射は、真皮の深いところまで注射することが多く、一度の施術で高い効果を感じられる一方で、強い痛みや大量の出血を伴い、ダウンタイム中の症状が重くなってしまうのです。これが、件の噂が広まった要因の二つ目です。
しかし上記の話は、現在の日本における水光注射には当てはまりません。
大半のクリニックが、手打ちではなく専用機器で注射する方法に切り替えており、さらに「ダウンタイム中の症状を極力抑えたい」「リスクを最小限にしたい」という日本人のニーズに合わせて改良されました。
専用機器によって正確かつ均一に注射できるようになった他、韓国式の施術よりも浅い深度で注射するようになり、現在の日本の水光注射は、施術中に強い痛みを感じにくく、ダウンタイムも軽度な症状で済むようになりました。
水光注射の痛み
水光注射は、細い針を使用するため痛みもかなり軽減されます。また、注入するスピードや量は機械で一定に調整されているため、肌の状態に合わせて針を浅くするなど、痛みを軽減することが可能です。
痛みに敏感な方や不安がある方は、カウンセリング時に麻酔クリームやリラックス麻酔などの取り扱いがあるかを使用しているか確認することをおすすめします。
水光注射のダウンタイム期間
水光注射のダウンタイム期間は1日〜3日程度、個人差はありますが、長くても1週間から10日程度で治まることが多いです。
ダウンタイム症状
施術直後 |
施術直後は注入部に凸凹が多数出ますが、2~3時間程度で落ち着いてきます。 |
---|---|
翌日~3日程 |
軽度の腫れや赤みが出る場合があります。 |
10日程 | 体に針を刺すことで、血管が傷付き、内出血が起こることがあります。とくに、皮膚が薄い部分に水光注射をすることで、内出血の可能性が高まります。 |
もしも症状が長引いた場合はすぐにクリニックに相談しましょう。
水光注射のダウンタイム中の過ごし方
水光注射で腫れや赤みが出ているときは、患部を冷やして温めたりせずに、保湿や紫外線対策をしっかり行う必要があります。
1.施術箇所を冷やす
水光注射をしたあとは、2~3日患部を冷やして内出血や腫れを悪化させないようにしましょう。冷やすときは、保冷剤などをタオルで包んで優しく冷やすことをオススメします。保冷剤を直接患部にあててしまうと危険なので、必ずタオルで包んで冷やすようにしましょう。
2.血行を促進する行為は控える
内出血や赤み、腫れが出ているときは、以下のような血行を促進させる行為はしないようにしましょう。
- 熱いお湯につかる
- サウナ
- 過度な運動
- マッサージ
- 飲酒 など
これらの行為をしてしまうと、血行が促進され、内出血や赤み、腫れが治りにくくなってしまいます。また、喫煙も避けることが好ましいでしょう。
日ごろからサウナに入ることや運動をする習慣があるという方は、とくに施術後2日程は血行を促進させる行為を控えてください。
3.保湿・紫外線対策を行う
施術後は感光性が高まって日焼けしやすい状態となっています。必ず日焼け止めを塗って過ごすよう気を付けましょう。外出するときだけでなく、家の中にいるときも塗りましょう。
また、肌がデリケートな状態になるため、保湿も重要です。化粧水や乳液、クリームを使ってしっかり保湿しましょう。使用を避けた方がよいスキンケアや、直後のスキンケア方法をクリニックで相談することをおすすめします。
取り扱い機器
神戸アカデミアクリニックでは最新機器のハイコックス(HYCOOX)を導入しています。
他の機械に比べ、1ショットの注入量が数倍にも増えたことで重ね打ちが不要となり、赤み・腫れ・内出血のリスクが軽減されています。
日本製の特別な針を使用した水光注射用のマシンで、9本の細い針でお肌を吸引させ注入していきます。
一度に注入できる薬剤の量が多いため重ね打ちを行う必要がなく、痛みを感じるリスクの軽減や治療時間を短くすませる事が出来る点、また内出血などのリスクを最小限に抑える事ができるといった利点があります。
まとめ
水光注射のダウンタイムの痛みやダウンタイムについてご紹介しました。
ダウンタイムは1~5日程度が目安となります。
個人差がありますので、初めての水光注射で心配な方は、休前日や外出予定のないタイミングでの施術日程を検討しましょう!
また、ダウンタイムは、国外で受ける際や水光注射のマシンの種類、医師の技量によっても差が出てくる可能性がありますので、クリニック選びは慎重に行ってくださいね!
神戸アカデミアクリニックでは、経験豊富な医師が、患者様のお悩み・ご希望に沿った薬剤や施術内容をご提案させてただきます。また施術時のリスクやデメリットについても事前に詳しくご説明いたしますので、安心して施術を受けていただけます。
ハリや潤い、小じわ、キメ、毛穴の開きなど、気になるお肌のお悩みは、神戸アカデミアクリニックへお気軽にご相談ください。