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洗顔とクレンジングで美肌を作る|医師が教える正しい落とすケア

顔にカビが生えるのをご存じでしょうか。メイクを落とさずに寝てしまったり、洗顔が不十分だと、皮脂やメイク残りをエサに真菌(カビの一種)が繁殖してしまいます。その結果、かゆみや赤み、ニキビのようなブツブツが出てしまうことも少なくありません。美しい肌を目指すなら、”カビの温床”を作らないことが大切です。
高価な美容液やサプリを使っていても、ドラッグストアで低価格の洗顔で済ませている…という方も意外と多いものです。しかし、肌への負担や洗浄力のバランスは商品によって大きく異なります。せっかく良い化粧品を使っても、肌の土台である洗顔が適切でなければ、その効果は十分に発揮されません。美肌のためには、洗顔も“質のいい洗顔+クレンジング”を選ぶことが大切です。
洗顔とクレンジング
ところで洗顔とクレンジングの違いご存じですか?
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クレンジング
👉 メイクや日焼け止め、皮脂など油性の汚れを落とす役割。
オイル・ミルク・ジェル・バームなど種類があります。
特にファンデーションやウォータープルーフの日焼け止めは、クレンジングでないと完全には落とせません。
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洗顔
👉 皮脂・汗・古い角質・ホコリなど、水性の汚れを落とす役割。
泡でやさしく洗うことで毛穴の奥まで清潔にし、次に使う化粧品の浸透を高めます。
🧴 クレンジング=油汚れ担当
🫧 洗顔=水汚れ担当
この2つをセットで行うことが、美肌への基本ルールです。
正しい「落とすケア」のポイント
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メイクをした日は必ず「クレンジング → 洗顔」の2ステップ
面倒だけど2ステップ
1度で洗顔とクレンジングの両方ができる製品もあります。しかし、私はあまりおすすめしません。油性のメイク汚れと水性の皮脂・汗汚れは性質が異なるため、1本でまとめて落とすとどちらかが不十分になったり、肌に負担がかかることがあります。肌の土台を整えるには、やはりクレンジングと洗顔は別々に行うことが安心です。
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ノーメイクの日でも洗顔は必要
日中は皮脂や汗、日焼け止め・ホコリ・花粉などが肌に付着しています。水だけでは落としきれないため、洗顔料でやさしく洗うことが大切です。ウォータープルーフの日焼け止めを使った場合は、クレンジングをプラスすると安心です。
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ゴシゴシこすらず泡でやさしく洗う
鼻の黒ずみどうにかしたいからゴシゴシ。頑張りすぎてゴシゴシ。不要な刺激はシミや肝斑のもとになりますし、肌を傷つけてしまいます。
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やりすぎは逆効果
一日に何度も洗うとバリア機能が壊れ、乾燥や敏感肌を招きます。
洗顔・クレンジングを大切に
市販のプチプラ洗顔料やクレンジングでも悪くはありませんが、肌へのやさしさと洗浄力のバランスを考えると、質の高い洗顔料・クレンジングがおすすめです。肌質ごとに設計されているため、余分な負担をかけずに必要な汚れだけを落とせます。
毎日の洗顔とクレンジングは、肌にとって“リセット”の時間です。美肌の基本は「落とすケア」。正しい方法で清潔な素肌を保ち、その上に良質な美容液やスキンケアを重ねてこそ、確実に美しさは積み重なっていきます。
執筆者:西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック院長 木谷慶太郎

日本形成外科学会 形成外科専門医
日本美容外科学会JSAPS 正会員
日本創傷外科学会会員 正会員
日本レーザー医学会 正会員
日本抗加齢医学会 正会員
アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
経歴
2010
長崎大学医学部医学科卒業
2010
六甲アイランド甲南病院 初期臨床研修
2012
小野市民病院形成外科(現:北播磨総合病院)
2013
姫路赤十字病院形成外科
2014
神戸大学医学部付属病院形成外科
2020
西記念神戸アカデミアクリニック
2023
ルネッサンス美容外科神戸院 院長
2025
西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック 院長就任
