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洗顔とクレンジングQ&A|医師が答える正しい落とすケア

先日掲載した「洗顔とクレンジング」についてのコラムに、予想以上に多くの反響をいただきました。
「やっぱり大事なんですね!」「実は適当にやっていました…」「洗顔は安物でも変わらないだろうって思ってた」などの声に加えて、いくつか質問もいただきましたので、この場でお答えしていきます。
Q1. W洗顔は必要?
→ 基本的には必要です。
めんどくさいけど丁寧に。クレンジングでメイク・皮脂を落とし、洗顔で汗・ほこりを落とすのが理想的。
💡 オールインワン(クレンジング+洗顔)製品をおすすめしない理由
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油性・水性の汚れをどちらも落とそうとするため、洗浄力が中途半端だったり、強すぎたりする
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肌質やメイクの濃さによってはどちらかの洗浄力が不足しやすい
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「これ1本でOK」と安心してしまい、結果的に汚れ残りや肌荒れにつながる
便利ですが、きれいな肌を保つには 役割を分けて使う方が安心 です。
Q2. 男性もクレンジングしたほうがいい?
→ 男性こそクレンジングを取り入れてほしい。
クレンジング=油性汚れ落とし
男性はメイクをしないから不要だと思われがちですが、皮脂分泌は女性の2〜3倍。皮脂は酸化して毛穴詰まりやニキビの原因になります。
特に日焼け止めを使う方はクレンジング必須。男性も「落とすケア」を取り入れると清潔感が格段に上がります。
Q3. 朝も洗顔は必要?
→ 必要です。
睡眠中にも皮脂は分泌され、枕や髪の毛から雑菌も付着します。
朝の軽い洗顔でリセットしましょう。
Q4. 朝も洗顔料使うべき?
→ 基本は洗顔料の使用をおすすめしますが、皮脂分泌の少ない方は水洗顔だけでもOKです。
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10代〜30代前半は皮脂分泌が多いため、朝も洗顔料を使うことで余分な皮脂や夜のスキンケアの残りをオフするのが望ましいです。
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一方で、40代以降の女性は皮脂分泌が少なくなる傾向があり、朝から洗顔料で皮脂を取りすぎると乾燥や小じわの原因になることもあります。
💡目安
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テカリやべたつきが気になる人 → 朝も洗顔料を使用
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乾燥しやすい人、肌がつっぱる人 → 水洗顔だけでもOK
つまり、年齢や肌質に合わせて「自分に合う朝洗顔」を選ぶことが大切です。
ただし、乾燥しやすくても 朝に洗顔料使ったほうがいい場合があります。
①夜に薬(レチノイド、ニキビ治療薬、ステロイドなど)を塗っている
肌に残ると刺激やトラブルの原因になります。薬は朝夕2回洗顔をするという考えのもとに設計されているので朝夕に洗顔料を用いることが推奨されます。
②ワセリンを多く含むスキンケアをつかっている
ワセリンは水だけではおとしきれず、毛穴詰まりを起こしニキビやざらつきの原因になることがあります。
Q5. いい化粧品を使ってるので洗顔料は安ものでもいい?
→ もったいないです。
どんなに高価な美容液も、洗顔で肌が乾燥・刺激されていては効果を発揮できません。
土台を整える意味でも、洗顔料の質は大切にしてください。
荒れ地に肥料まいても良くなりません。
Q6. 朝もクレンジングしたほうがいい?
→ おすすめしません。
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クレンジングは「油性の汚れ」を落とすためのもの。
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朝は皮脂や汗が中心なので 洗顔料だけで十分 です。
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クレンジングを1日2回すると、必要な皮脂や保湿成分まで取りすぎてしまい、乾燥やバリア機能低下の原因になります。
Q7. クレンジングは毎日して大丈夫?
→ 大丈夫です。
ただし洗浄力の強いクレンジングを毎日使うと乾燥やバリア機能低下の原因に。
メイクの濃さや日焼け止めの種類で使い分けましょう。
Q8. クレンジングはオイル・バーム・ジェル・ミルク…どれを選ぶ?
→ 肌質だけでなく、その日のメイクや日焼け止めの有無で使い分けるのが理想です。
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しっかりメイク・ウォータープルーフの日 → オイル・バームタイプでしっかりオフ
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日焼け止めのみ・ナチュラルメイクの日 → ミルクやジェルなど、やさしいタイプで十分
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乾燥肌が気になるとき → クリーム・ミルクタイプ
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脂性肌やニキビ肌 → 洗い上がりさっぱりのジェルタイプ
⚠️ ポイントは「いつも同じクレンジングで済ませないこと」。
毎日オイルタイプを使うと乾燥や負担に、逆にしっかりメイクの日にクリームタイプで済ませると汚れ残りの原因になります。
Q9. クレンジングの時、マッサージしてもいい?
→ おすすめしません。
クレンジング中の肌は、汚れや油分で一時的に“滑りやすい状態”ですが、それに安心してマッサージをすると実際は摩擦が多くなり、赤みや乾燥、色素沈着の原因になることがあります。
「優しくなでる程度」なら良さそうに思えても、力加減は人によって千差万別。
自分では“擦ってないつもり”でも、意外と負担になっているケースが多いです。
💡 マッサージは別のステップとして、クレンジング後に専用のマッサージオイルやクリームを使って行うのがベスト。
面倒に感じるかもしれませんが、そのひと手間で肌へのダメージを最小限に抑えつつ、マッサージの効果もきちんと得られます。
Q11. 洗顔料は泡立てた方がいいの?
→ 絶対に泡立ててください。
洗顔料や石けんは、ただ水に溶かしただけでは汚れを落とす力を十分に発揮できません。
泡立てることで、界面活性剤が「ミセル」という汚れを包み込む構造をつくり、皮脂やほこりをしっかり吸着して落とすことができます。
さらに、泡をクッションにすることで 「手と肌が直接こすれない」=摩擦レス洗顔 が可能になります。
摩擦はシミやくすみ、乾燥の大きな原因になるため、泡立ては美肌の必須ステップです。
💡 泡立てネットを使えば、短時間でキメ細かい泡が作れるのでおすすめです。
Q12.先生何使ってるの?

→ 仕事柄いろんな製品を試すのですが、いまはレカルカのクレンジング・洗顔をつかってます。
洗顔とクレンジングともに泡ででるタイプでクレンジングは低刺激で潤いを残してくれて、洗顔は弾力ある泡で余計な摩擦がかからずツルツルになります。
ミスト化粧水も使ってます。かなりきめ細かなミストが癖になります。
執筆者:西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック院長 木谷慶太郎

日本形成外科学会 形成外科専門医
日本美容外科学会JSAPS 正会員
日本創傷外科学会会員 正会員
日本レーザー医学会 正会員
日本抗加齢医学会 正会員
アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
経歴
2010
長崎大学医学部医学科卒業
2010
六甲アイランド甲南病院 初期臨床研修
2012
小野市民病院形成外科(現:北播磨総合病院)
2013
姫路赤十字病院形成外科
2014
神戸大学医学部付属病院形成外科
2020
西記念神戸アカデミアクリニック
2023
ルネッサンス美容外科神戸院 院長
2025
西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック 院長就任
