美容皮膚科コラム

  • 2024.04.01

メソラインとは?効果やメリット・デメリットを解説

女性
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運動と食事改善で効果の得られにくい内ももや二の腕などの部分痩せをしたい方は、脂肪溶解注射のメソラインを検討してみましょう。脂肪を分解することで、痩せにくい部位にも痩身効果が期待できます。

この記事では、脂肪溶解注射のメソラインを検討している方に向けて、期待できる効果やメリット・デメリットについて、詳しく解説します。

メソラインとは

メソラインは、以下2つを主成分とする薬剤を注射することで、脂肪を分解して体外へ排出させる施術です。

  • ホスファチジルコリン
  • デオキシコール酸ナトリウム

ホスファチジルコリンは、脂肪を分解して体外へ排出させる作用があるアミノ酸の一種です。一方、デオキシコール酸ナトリウムは、脂肪を乳化させて排出させやすくする胆汁酸です。

そもそも脂肪溶解注射は、脂肪を分解して体外へ排出させる施術の総称で、使用する成分によって効果やメリット・デメリットが異なります。

 

メソラインの施術可能な部位

メソラインは、次の部位に施術できます。

  • 二の腕
  • お腹(上部・側部・下部含む)
  • 背中
  • 胴回り
  • 太もも
  • おしり
  • 膝上
  • ふくらはぎ

いずれも、運動や食事制限などでは部分的に痩せることが難しい部位です。

メソラインのメリット

足

メソラインは、脂肪溶解注射のなかでもダウンタイムが短いことが特徴です。傷跡が残ることもないため、気兼ねなく施術を受けることができるでしょう。メソラインのメリットは次のとおりです。

傷跡が残らない

メソラインは、施術後に傷跡が残りません。注射によって薬剤を注入する施術のため、肌へのダメージを抑えることができます。メスを使用すると、どうしても傷跡が残るリスクがありますが、注射治療であるメソラインにはその心配がありません。

腫れが少ない

メソラインは、従来の脂肪溶解注射よりも腫れが少ない傾向があります。腫れが少ないことで生活への影響を抑えることができます。

運動や食事制限で痩せにくい部位に効果がある

メソラインは、注射したところにだけ効果が現れるため、運動や食事制限で痩せにくい部位にだけ施術することで、理想のボディラインを目指すことができます。

メソラインのデメリット

聴診器
聴診器

メソラインは腫れや傷跡、部分痩せなどにおいてメリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。

複数回の施術が必要

メソラインの効果を実感するためには、複数回の施術が必要です。効果には個人差があるため、回数を重ねて様子を見つつ、他の施術も検討します。メソラインの効果は2~3日程度で現れ始め、1週間程度でより強く実感できるでしょう。

痛みがある

メソラインは注射による施術のため、注射針が皮膚に刺さる際に痛みを感じます。ただし、笑気麻酔を使用できるクリニックを選べば、痛みや不安を抑えてメソラインの施術を受けることができます。当院では笑気麻酔を使用しておりますので、痛みが不安な方もお気軽にご相談ください。

料金が高い

メソラインは複数回の施術が必要なため、総費用が高くなる傾向があります。料金が極端に安いクリニックは、薬剤の品質や諸対応などに問題があるかもしれないため、慎重に検討することが大切です。

当院では形成外科専門医がメソラインを行います

メソラインは、痩せたいところに施術することで部分痩せを実現できる施術です。当院では、形成外科専門医がメソラインを行います。安心安全な医療を提供できる当院にて、メソラインによる部分痩せを体験してみてください。

二の腕や内ももなど、食事制限や運動では痩せにくい箇所にお悩みの方はお気軽にご相談ください。