美容皮膚科コラム

  • 2020.10.30
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たるみ治療にはペレヴェ!その仕組みと効果まで徹底解説!

衰えた肌のイメージ、回復した肌のイメージ比較画像

4.0MHz高周波ラジオ波による肌の改善方法とは

ペレヴェはRF熱(高周波ラジオ波)を利用し、皮膚のしわ・たるみを取ることで顔全体の引き締めを行うスキンタイトニング手技です。

表皮より2.0~2.5mmの深さの範囲に高周波を集中させ、真皮層内のコラーゲンやエラスチンを生成・増殖させます。コラーゲンの熱変性により共有結合を壊し、その後冷却することでらせん状の原繊維収縮を再構築し、水平の皮膚収縮をもたらします。

炎症症状や熱損傷を治癒する為に皮膚は繊維芽細胞を生成し、コラーゲンとエラスチンを正常な割合・量で生成し、肌の弾力と外観を改善し若返らせます。

真皮の損傷が表面的であればある程、細かいシワやキメの改善は大きくなります。

施術直後にみられる引き締め・ハリの効果は、主に熱による膨張であり一週間ほどで一旦消退しますが、この段階から本格的に真皮層内の物質が生成され始めます。

老化の原因になる?しわ・たるみの構造とは

顔面部・頸部にはいくつもの「しわ」が存在します。

真皮層内ではコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸等の物質により柱が形成されており、これが年齢とともに減少すると柱が損傷・劣化し窪んだ部分が「しわ」となります。

皮膚のたるみは顔の皮下組織と骨とを靭帯で吊り下げ固定している部分と主に中顔面にあるメッシュ用の表在性筋膜の弾力が弱くなり皮膚全体が緩むことが原因でおこります。

ペレヴェは単極型(モノポーラ型)で4.0MHzの周波数を持ち、連続的に皮膚組織にRFエネルギーを送ります。電気抵抗の高い真皮脂肪境界部で増幅された熱エネルギーが、真皮層・皮下脂肪層のコラーゲンを収縮させます。このコラーゲンの収縮と再構築が皮膚の引き締めを生み出すのです。

年齢と共に顔面の老化は様々な症状として現れますが、局所解剖学的にみると、全ての原因は重力による下垂と委縮にあるそうです。

以上の構造をふまえ、効果の出やすい部位にいかに高周波を当てるかが施術のポイントになります。

 

熱い?施術時の表面温度とは、最も効果が出る温度を解説!

施術を受ける方の熱感に個人差はありますが、表面温度にして42~44℃が耐熱範囲として適度であり、最も効果が出る温度となります。

アカデミアクリニックでは、非接触式赤外線温度計を用い、表面温度42℃以上を得られるよう施術します。そうすることで、真皮層をコラーゲン熱変性に必要な45℃まで引き上げる事が出来るのです。

ペレヴェは他のタルミ治療と違い、痛みを伴わず、ダウンタイムもない、温かいマッサージを受けているような施術です。

施術時間も全顔~首で40分程度とコンパクトです。

当院でも、開院以来継続して受けてい頂いている方がいる程の人気メニューです。

たるみ・しわにお悩みの方はぜひお試しください。

神戸市中央区の美容皮膚科 神戸アカデミアクリニック