目元の治療コラム

  • 2024.02.29
    • まぶたのたるみ
    • 眼瞼下垂

上まぶたがたるむ理由とは?メカニズムや改善方法を解説

40代以降は、上まぶたのたるみによって視界が悪くなったり、実年齢よりも老けて見えたりする悩みを抱える方が増加します。メカニズムを理解したうえで、適切なケアを行うことが大切です。今回は、上まぶたがたるむメカニズムや改善方法などについて詳しく解説します。

上まぶたがたるむメカニズム

上まぶたのたるみの大きな原因は加齢です。年齢を重ねると、皮下組織の脂肪やコラーゲンが減少します。更年期になると女性ホルモンが減少することで、体内のコラーゲン生成量の低下と皮下脂肪の減少が加速し、やがてまぶたの皮膚が余ってたるみが生じるようになります。

また、乾燥や摩擦などの影響のほか、紫外線によってコラーゲンが破壊されたり変性したりすることも原因の1つです。加齢による上まぶたのたるみを防ぐことは困難ですが、紫外線や乾燥、摩擦などは対策できます。

上まぶたのたるみを解消する方法

上まぶたのたるみは、マッサージや生活習慣の改善などによって多少は改善する、または悪化を抑えられるといわれています。しかし、余った皮膚が大きな原因のため、セルフケアでは根本的な改善は難しいでしょう。上まぶたのたるみ治療の知識や技術が豊富な医師に相談することが先決です。

上まぶたのたるみの治療法

上まぶたのたるみは、次のような方法で改善できます。

眉毛下皮膚切除

眉毛下皮膚切除は、眉毛の下の内側を切開し、垂れ下がった皮膚を引き上げて縫合します。眉毛の内側を切開するため、傷跡はほとんど目立ちません。多くの場合、皮膚の下の筋肉も切除して縫合、あるいは下方の筋肉を眼球がある骨の縁に縫い付けて、リスト効果を高めます。

自分に合った治療を受けることが大切

目の形やたるみの程度によって、最適な治療法は異なります。一般的には、眉毛上皮膚切除、眉毛下皮膚切除、上眼瞼皮膚切除などの手術が選択肢となりますが、症状やご希望に応じて適切なものを選択する必要があります。まずは、経験豊富な医師に相談しましょう。

経験豊富な医師が最適と考えられる治療をご提案します

上まぶたのたるみを解消するためには、十分な知識と技術、経験を持つ医師による施術を受ける必要があります。どれか1つでも欠けると、十分な治療を受けることができません。

当院では、総合病院やクリニックで多岐にわたる手術経験を積んだ経験豊富な形成外科医が診察や手術を担当しております。

当院では、「ザ・整形」という人工的な印象ではなく、数年前の自然な目元に戻れるような自然な仕上がりを重視しています。また、傷跡の目立ちを最小限に抑えるために、切開する場所や手術方法を慎重に選択しますので、傷跡が気になる方もご安心ください。

患者様とのコミュニケーションを大切にし、患者様の希望や不安に真摯に向き合ったうえで最適な治療法を提案し、安心して手術を受けていただける環境を整えていますので、まずはお気軽にご相談ください。