二重まぶた【埋没法・切開法】

『目は口ほどに物を言う』という諺がありますが、まぶたの微妙な形の変化で、言葉で伝えるのと同じくらい、あるいはそれ以上の強い印象を周りの人に与えます。
「目」は言葉と同様に、コミュニケーションを取るのにとても大きな役割を果たしています。
人と対面するときに、やわらかい目つき、目が大きい方が、「明るい」「元気がいい」「かわいらしい」といった印象を与えることが多く、男性女性問わず二重になりたいと思われている方が増えています。
まぶたの種類
一重
目は細く眠たそうな印象になります。さらに、実際よりも小さい目に見えてしまいます。
奥二重
一重まぶたよりも目は大きく見えます。気付かれずに印象を変えたい方にお勧めです。
末広型
日本人に多く見られるタイプの二重まぶたです。自然な二重まぶたを希望される方にお勧めです。
平行型
クッキリとした二重のラインが目元を華やかにします。ただし、平行型になるか末広型になるかは、蒙古ひだの状態によります。平行型のふたえにするには目頭切開が必要なケースが多いです。
幅の広い末広型
より幅の広い二重のラインが目を大きく見せます。アイメイクが映える目元です。
二重まぶたのメカニズム

まぶたは目を開く時に働いている上眼瞼挙筋という筋肉で形成されており、この筋肉はいくつかに枝分かれして、まぶたのさまざまな部分に繋がっています。
目の縁より上側の皮膚に繋がっていることで、まぶたを開く時、その部分の皮膚を引っ張る(皮膚を持ち上げる)ことで溝ができ、二重のラインが形成されます。
一重まぶたになる原因

上眼瞼挙筋の分岐部分が皮膚に繋がっていないか、もしくは繋がりが弱かったり、あるいはまぶたの皮下脂肪が多かったりすると、皮膚が持ち上げられず、折り込まれにくくなっており二重のラインが形成されません。
これが一重まぶたとなります。
施術方法① 埋没法

2 or 4ヶ所を糸で留める。
埋没法は細い糸を、まぶたの裏側から皮下に埋め込んで二重まぶたのヒダを作りたい線に留める手術です。
埋没した糸を上眼瞼挙筋と二重の予定線の皮下と連結させて、二重まぶたの折り返しを作りラインが出来るという仕組みです。
施術時間、ダウンタイムも短く(3日~1週間程度)、日常生活に戻りやすい施術です。また傷跡がほぼ残らず気に入らなければ糸を外して元に戻すことも可能です。
手軽に受けられる反面、二重ラインが元に戻る可能性があります。
当院での手術は全て痛みを最小にするため麻酔には超極細の針を使用しています。また、埋没糸には心臓血管外科の手術で用いる髪の毛よりも細い医療用の特殊な極細糸を使用し、腫れを最小限にします。
※2023年6月より二重埋没法手術のモニターを募集しています。詳しくはトップ画面から「お知らせ」をご覧ください。
また、目もと手術のキャンペーンも実施中。お気軽にお問い合わせください。
特徴
- 施術時間が短い
- ダウンタイムが短い
- 傷跡がほぼ残らない
- 早く通常の生活に戻れる
- 翌日から洗顔・メイクOK
- 糸を外して元に戻すことが可能
- まぶたの厚みや形によっては二重が消失する可能性がある
こんな方にオススメです
- 手術費用をおさえたい
- 切開することに不安がある
- 簡単に二重になりたい
- 片目だけ一重なので、両目とも二重にしたい
- アイプチを使用している方
痛みを和らげる麻酔針
34ゲージの最細の針を使って麻酔をほどこします。麻酔注射の痛みも最小限に抑えることで、患者様の負担も少なく済みます。
二重ラインが消失する可能性と原因
まぶたが厚ぼったい方、目を擦る癖がある方などは、埋没の二重が消失しやすい傾向にあります。様々な要因が組み合わさって糸の力がうまく働かず、二重が消えてしまうことがあります。どれくらいで消失するのか明確なデータはありません。数か月以内で消失する人もいます。
二重ラインが消えやすいまぶた
まぶたに厚みがあったり二重の幅を広く取ろうとする場合、埋没法で連結する皮膚表面と裏側の間に眼窩脂肪と呼ばれる脂肪が多いと、糸の隙間にその柔らかな脂肪が入り込む為、糸の緩みの原因となりやすいです。
そういったケースでは合わせて眼窩脂肪を取り除く事で二重ラインを消えにくくする事も可能です。
ドクターコメント

埋没法は、医療用の糸で切らずに二重まぶたを作る治療方法です。 メスを使わず10~15分で二重にできる簡易な方法です。
腫れや内出血、痛みが少なく傷あとも目立ちにくいため、初めて二重まぶたの手術を受けられる方やダウンタイムが長く取れない方が行うことが多い施術方法です。
執刀医がしっかりカウンセリングを行いますので、瞼の状態やご希望、ご予算、ライフスタイルに応じて最適な手術方法をご提案します。自分にはどの手術方法が適しているか分からないと迷われている方は、まずは気軽にご相談ください。
注意事項
施術時間 | 約10~15分 |
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入浴・シャワー | 入浴は2~3日後から可能です。シャワーは治療部分を濡らさなければ当日から可能です。 |
洗顔・メイク | 洗顔・メイクとも翌日から可能です。ただし、アイメイクは3日ほど控えてください。 |
コンタクト | 3~5日後から使用可能です。 |
腫れ | 3日~1週間程度(個人差があります) |
注意事項 |
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施術方法② 切開法

(上図は全切開法の場合)
切開法では皮膚を切開し、皮膚と眼瞼挙筋の先端にある腱膜と呼ばれる薄い膜を縫い合わせて連結させる手術です。
皮膚を切開しますので施術後すぐは傷あとが残りますが、その分くっきりとした二重ラインを作りやすく、その効果も長く続きます。
切開した部分から余計な脂肪を除去する手術を追加で行うことができます。くっきりとした自然な二重ができ、また余った皮膚を切除することもできるので、二重をつくると同時にたるみやしわ治療をすることもできます。
特徴
- 二重のラインが消失する可能性が低い
- 幅広の二重もできる
- はっきりとした二重ができる
- 同時に皮膚のたるみや腫れぼったさも改善できる
こんな方にオススメです
- 何度も埋没法を繰り返している方
- 腫れぼったいまぶたの方
- 目力を強くしたい方
- たるみが強い方
切開法の二重ラインが消えにくいわけ
傷跡が完全に無くなることはありませんが、半年程度でかなり目立ちにくくなっていくのが一般的です。
この傷痕は永久に無くなることはありませんが、同様に皮膚と筋肉の間には無くなる事の無い瘢痕組織が出来ています。
これにより消えにくい二重ラインが維持出来るのです。
皮膚が余っているときの二重瞼術
年齢を重ねてまぶたの皮膚がたるんできた年配の方や、生まれつき眉毛と目の距離に対してまぶたの皮膚が余っている方など、上まぶたの皮膚が余っているため、二重ラインより上の皮膚がたるんで垂れ下がり奥二重になってしまう事があります。
そういったケースでは埋没法では理想の二重を作ることが困難です。あまった皮膚を切除することが優先です。
ドクターコメント

切開法は埋没法と比較すると二重ラインの消失の可能性は低く、取れにくさを重視する方におすすめです。
全切開法は二重となるほぼ全長を切開する方法で、最もラインが消失しにくい方法です。
厚く腫れぼったいまぶたで埋没法では二重ラインを維持できない方に適応です。
皮膚のたるみがある方は同時にたるみ取りをおこなうことが可能です。
眼窩脂肪が多い方は手術中に同時に眼窩脂肪を切除することも可能です。
そして、より目を大きく見せたい方はぱっちり目手術(眼瞼下垂術)も同時におこなうことができます。
切開法は自由度が高く万能な方法に思えるかもしれませんが、埋没法のほうが優れている部分もあります。
患者様のご要望をしっかり伺い、希望のカタチにできる最適な方法をご提案します。
注意事項
施術時間 | 約60分 |
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入浴・シャワー | 翌日から短時間の入浴は可能ですが、治療部分は濡らさないようにしてください。 |
洗顔・メイク | 洗顔は3日後、メイクは治療部分以外は翌日から可能です。アイメイクは抜糸翌日から可能です。 |
コンタクト | 3~5日後から使用可能です。 |
腫れ | 1~2週間程度(個人差があります) |
注意事項 |
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神戸アカデミアクリニックの施術に対する考え
第一印象を決める際に最も重要とされるパーツとも言われている「目」。パッチリとした二重まぶたにしたいという方が多くいらっしゃいます。
近年、女性だけでなく男性の方のご要望も増えてきています。デザインやイメージにより、それぞれ施術内容は異なります。
カウンセリングで、患者様お一人おひとりのご希望をお聞きし、よりご満足いただけるよう、豊富な経験と高度な技術で、魅力的な目元、表情を作り出すお手伝いをいたします。
他院での施術で、すぐに一重に戻ってしまった、二重のデザインが気に入らない、など目元のお悩みに関してもお気軽にご相談ください。
二重まぶたの料金一覧
二重まぶた埋没法 | 両側 2点留め | 68,000円 |
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両側 4点留め | 88,000円 | |
二重まぶた切開法 | 両側 | 250,000円 |