スタッフコラム
-
- サプリメント
- しみ
- しわ
- スキンケア
- たるみ
- ビタミンA
- 注射・点滴
- 美肌
日焼けは“今だけ”じゃない。秋に響く肌の真実

夏の終わりに訪れる“見えない肌ダメージ”
今年の夏も、じりじりとした強い日差しが続いていますね。
「しっかり日焼け止めを塗ったから大丈夫」と思っていても、汗や皮脂、そしてタオルで拭くたびに日焼け止めは落ちてしまいます。気づかないうちに紫外線を浴び続けていることは珍しくありません。
紫外線を浴びた肌は、表面が赤くなったり黒くなったりするだけでなく、奥深くの真皮層にまで影響が及びます。コラーゲンやエラスチンを壊し、肌のハリを支える構造を弱らせてしまうのです。その結果、シワやたるみのきっかけに。さらに、メラノサイトが刺激されてメラニンが増え、数か月後にシミやくすみとして現れることもあります。
夏の紫外線ダメージは、私たちが思っている以上に長引きます。「日焼けはすぐ消える」と考えて放置すると、肌の老化は知らないうちに進行してしまうのです。
紫外線ダメージは“時間差”でやってくる

紫外線には大きく分けてUV-AとUV-Bがあります。
-
UV-A:波長が長く、真皮まで届きコラーゲンやエラスチンをじわじわ破壊します。シワやたるみの原因に。
-
UV-B:波長が短く、表皮に作用。赤みや炎症を引き起こし、シミの元になる。
UV-Aは一年中降り注ぎ、窓ガラスも通過します。そのため「夏だけ日焼け止めを塗れば安心」という考え方では不十分です。紫外線による肌ダメージは、目に見えないうちに進行し、秋以降に現れることが多いため、今の時期からのケアが重要です。
紫外線による肌の内部ダメージ
紫外線を浴びると、肌内部では以下のような反応が起こります。
1.活性酸素の発生
紫外線を浴びると、体内で活性酸素が増えます。活性酸素は細胞を傷つけ、コラーゲンやエラスチンの分解を促進します。
2.メラニンの生成
肌を守るためにメラノサイトがメラニンを作ります。過剰に生成されるとシミやくすみの原因になってしまいます。
3.炎症反応
日焼け後に肌が赤くなるのは、紫外線による刺激で炎症が起きているサインです。この炎症が長く続くと、肌の回復力が落ち、シミやシワなどの老化を早めてしまいます。
こうした反応は一度起こると、数週間〜数か月かけて肌に影響を与え続けます。だからこそ、夏の終わりの今こそ、肌を立て直すチャンスです。
今から始める“夏後ケア”の基本

秋に美肌を保つためには、スキンケアの見直しが大切です。
1.落としすぎない洗顔
スキンケアの基本中の基本が「洗顔」です。肌に付着した汗や皮脂、ほこり、メイク汚れを放置すると、毛穴詰まりやニキビ、くすみなどの原因になります。ただし、洗いすぎも注意が必要です。皮脂は肌のバリア機能を守る大切な役割を担っているため、必要以上に取り除くと乾燥や炎症のリスクが高まります。
理想的な洗顔は、ぬるま湯(32〜34℃程度)でやさしく泡を転がすように洗い、すすぎ残しがないよう丁寧に流しましょう。タオルで拭くときはゴシゴシせず、そっと押さえるように水分を吸い取ります。
朝は皮脂や寝汗を落とすための軽い洗顔、夜はメイクや汚れをしっかり落とすクレンジングを組み合わせると、肌の清潔さとバリア機能を両立できます。
2.しっかり保湿
肌のうるおいは、見た目の美しさだけでなく、外部刺激から肌を守る防御力にも直結します。乾燥した肌はバリア機能が低下し、紫外線や花粉、ほこりなどの影響を受けやすくなります。そのため、季節を問わず毎日の保湿は必須です。
保湿のポイントは「成分」と「タイミング」。セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどは水分保持力が高く、肌のうるおいを逃さない成分です。さらに、ビタミンAやビタミンB群は肌の新陳代謝をサポートし、キメを整える働きがあります。
入浴や洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい状態なので、約5分以内に化粧水・乳液・クリームでうるおいを閉じ込めることが大切です。乾燥が気になる時期は、週に数回の保湿パックも取り入れると効果が高まります。
3.美白・抗酸化ケア
ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ナイアシンアミドに加え、ビタミンA(レチノール)やビタミンB群(特にB2・B6)も、肌のターンオーバーを促し、ダメージを受けた細胞の修復をサポートします。これらの栄養素は、メラニン生成の抑制や活性酸素の除去、肌細胞の再生促進など、多方面から紫外線による影響にアプローチします。
スキンケア化粧品で外側から補うことはもちろん、サプリメントや日々の食事で内側から摂取することで、より効率的に肌の回復を後押しできます。例えば、緑黄色野菜や卵、魚、ナッツ類はこれらのビタミンを豊富に含み、日常的に取り入れやすい食材です。紫外線ダメージを早くケアしたいときは、外と内、両方からのアプローチが鍵となります。
4.毎日の肌を守るUVケア
紫外線は季節や天候に関係なく、一年中降り注いでいます。実は、肌老化の約8割は紫外線による影響(光老化)といわれており、これは加齢による自然な老化よりも大きな要因です。
曇りの日でも紫外線量は晴天時の約60〜80%に達し、肌は確実にダメージを受けています。毎朝のスキンケアの仕上げにSPF30程度の日焼け止めを加えるだけで、シミやシワ、たるみといった光老化の進行を大きく遅らせることが可能です。
屋内でも、窓ガラスを通過するUV-A波が肌の奥まで届くため、習慣的な使用が重要です。顔や首だけでなく、手の甲やデコルテまで塗ることで、将来の肌印象が大きく変わります。
美容医療で加速する肌回復
ホームケアだけでは追いつかない紫外線ダメージには、美容医療の力が有効です。
当院でこの時期に特におすすめしているのは、以下の施術です。
1.成長因子パック

日焼けによる赤みやほてりをやさしく鎮静し、肌のターンオーバーを整えます。肌表面の水分を補給しながら、内側からハリや弾力を整えるため、乾燥やゴワつきの改善にも効果的です。施術後は肌が落ち着き、次のスキンケアの吸収も高まります。
2.リジュラン注射

肌細胞の修復力を高め、日焼けによるダメージや小ジワ、ハリ不足の改善に役立ちます。赤みやほてりが落ち着きにくい肌にもおすすめで、肌質そのものを底上げすることで、透明感のある肌へ導きます。
3.メディカルエステ

マイルドな施術で肌の鎮静と保湿を促進します。日焼け後のデリケートな肌を休ませながら、ダメージをやわらげます。さらに、美容成分をじっくり浸透させることで、赤みや乾燥を早期に改善し、肌本来の回復力をサポートします。
⚠︎日焼け後は施術選びに注意が必要です。
日焼け直後は肌が炎症を起こし、メラニンの生成も活発になっています。この状態で刺激の強い治療を行うと、色素沈着や赤みの悪化などのリスクがあります。
そのため、水光注射やレーザー系治療などは、肌の炎症が完全におさまり、バリア機能が回復してから(目安として日焼け後2か月以上、特に秋以降)始めるのが安全です。まずは鎮静・保湿・抗酸化ケアで肌環境を整えることが、後の治療効果を高める近道になります。
内服・点滴で肌を内側から立て直す
日焼けした肌は、表面の赤みや乾燥だけでなく、真皮層や細胞レベルでも酸化ストレスや炎症が進んでいます。そのため、外側からのスキンケアや鎮静施術に加え、内側から栄養を補給して回復力を高めるケアが非常に効果的です。
美肌・シミ内服

ビタミンCやEなどの強力な抗酸化ビタミン、メラニン生成を抑えるL-システインなどを配合した内服薬は、紫外線による酸化ダメージを軽減し、シミ・くすみの予防にもつながります。
日焼け直後から服用できるため、肌の回復スピードを早めたい方におすすめです。
2.美肌点滴・グルタチオン注射

グルタチオンは強力な抗酸化・解毒作用を持ち、体内の活性酸素を除去しながら透明感のある肌へ導きます。さらにビタミンCや各種アミノ酸を同時に点滴で補給することで、細胞修復やコラーゲン生成を促進させます。外側のケアと併用することで、赤み・乾燥の早期改善、ハリ感アップ、くすみの軽減といった総合的な美肌効果が期待できます。
美容治療は神戸アカデミアクリニックまでご相談ください
神戸アカデミア美と健康のクリニックでは、施術前に患者様の肌状態を丁寧に確認し、日焼けの有無や赤みの程度、乾燥や敏感さなどを考慮した上で、一人ひとりに最適な治療方法をご提案しています。形成外科専門医がカウンセリングからレーザーなど医師施術まで一貫して担当しますが、点滴やエステなどの施術は、充分に教育を受けた看護師やエステティシャンが丁寧に担当いたしますので、安心して受けていただけます。
施術中は肌への負担を最小限に抑え、痛みや刺激に配慮した丁寧なケアを心がけています。施術後は再診や経過観察を通じて、赤みや乾燥、シミの改善状況をしっかり確認し、必要に応じてホームケアや内服・点滴などもご案内しながら、肌の回復と美肌効果をしっかりサポートいたします。
「日焼けしてしまった肌をどうにかキレイにしたい」などのお悩みをお持ちの方、医師が肌の状態に合わせて最適な治療プランをご提案いたします。
ご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせください。
