スタッフコラム
-
- しみ
- スキンケア
- ビタミンA
- 美肌
- 肝斑
肝斑とは?原因と対策方法について徹底解説

肝斑とは?
肝斑とは、両頬やあご、鼻の下にできる薄茶色の色素斑で、左右対称、同じ大きさ、形で現れるのが特徴です。
一般的なシミ(老人性色素斑)の場合、輪郭がくっきりしているのに対し肝斑は全体的に境の無いぼやけた形で、30代後半~50歳のホルモンバランスが乱れがちな女性に多くみられます。
肝斑とシミの違い
肝斑と一般的なシミとして知られている老人性色素斑の違いは、主に発生部位にあります。肝斑は、頬骨上や頬、鼻の下、額、口周りなどの特定の部位に左右対称に現れます。一方、シミは、顔のさまざまな部位に現れるだけでなく、手の甲や前腕、背中など体にも現れることがあります。
さらに、肝斑は、形状や大きさも普通のシミと違います。輪郭がぼんやりとしており、大きさも比較的広範囲です。一方、シミは境界がはっきりとしていて、米粒大から数センチ程度の円形をしています。
それぞれに特徴がありますが、肝斑かどうかを判断するのは難しいです。
肝斑やシミが気になり始めたら、ストレスを感じて症状を悪化させてしまう前に、美容皮膚科などへ相談し適切な治療を受けることをおすすめします。
| 肝斑 | シミ | |
|---|---|---|
| 形 | ぼやけている | はっきりしている |
| 色 | 薄茶色 | 濃い茶色・黒色 |
| 発症部位 | 左右対称 | 不規則 |
| 主な原因 | ホルモンバランスの乱れ | 紫外線ダメージ |
| レーザー治療 | 逆効果の場合もあり | 効果的 |
肝斑かも?【セルフチェック】
肝斑は様々な原因で発症しますが、一見すると他のシミと区別がつきません。
まずは5つの項目をチェックして、そのシミが肝斑かどうかを確認してみましょう。
当てはまる項目が多いほど、そのシミが肝斑である可能性が高いといえるでしょう。
□妊娠中やピル服用中、または更年期に入ってからできた
□30~50代になって増えてきた
□薄茶色、または黒っぽい茶色である
□左右の頬骨にもやもやした輪郭の薄い、大きなシミがある
□生理や更年期の影響で女性ホルモンの乱れを感じたことがある
肝斑ができる原因
肝斑の発症にはいくつかの要因が重なり合って発症・悪化することが多いです。代表的な原因は以下の通りです。
紫外線を多く浴びている
紫外線はシミ全般の大敵ですが、肝斑にも強く影響します。
-
紫外線はメラノサイトを活性化させ、メラニンを過剰に作らせます。
-
特に肝斑のある人はメラノサイトの反応が過敏になっているため、わずかな日差しでも色素沈着が進行します。
-
夏だけでなく、曇りの日や室内の紫外線も影響を及ぼすため、通年での紫外線対策が不可欠です。
ストレス
ストレスも肝斑の発症・悪化に関係しているとされています。
-
ストレスはホルモンバランスを乱す原因になります。
-
また、活性酸素を発生させ、肌細胞のダメージを増やし、メラニンの産生の引き金にもなります。
-
自律神経の乱れが血流を悪化させ、肌の代謝が低下することも関係しています。
ホルモンバランスの乱れ
肝斑の最も大きな原因と考えられているのが、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の影響です。
-
女性ホルモンは、皮膚のメラノサイト(メラニンを作る細胞)を刺激する作用があります。
-
妊娠中、出産後、閉経前後などのホルモン変動期に、肝斑が出現・悪化することが多く報告されています。
-
経口避妊薬(ピル)の服用でも発症するケースがあります。
-
月経周期の変動でも濃くなったり薄くなったりする場合があり、ホルモンとの関連性の深さがうかがえます。
摩擦などの物理的な刺激
日々のスキンケアや習慣による“こすりすぎ”が、肝斑を悪化させることがあります。
-
洗顔時にゴシゴシこする
-
クレンジングシートで強く拭き取る
-
マスクの摩擦
-
頬杖や枕との接触
これらの刺激が肌の炎症を引き起こし、色素沈着が進行することがあります。特に肝斑は“敏感な色素沈着”とも言われ、ちょっとした刺激で悪化しやすいのが特徴です。
生活習慣の乱れ
睡眠不足や偏った食事なども、肝斑の原因となり得ます。
-
睡眠不足 → 成長ホルモン分泌の低下 → 肌の再生が遅れる
-
栄養不足(特にビタミンC、ビタミンE、鉄など)→ 抗酸化作用の低下、肌の修復力低下
-
運動不足 → 血行不良 → くすみや色素沈着の悪化
遺伝的要因
ごく一部ではありますが、肝斑の出やすさに遺伝的傾向が関与しているケースもあります。ただし、これは直接の原因というよりは、「なりやすい体質」と考えられています。
肝斑の改善には、こうした根本原因を正しく理解し、それに応じた治療や生活習慣の見直しを行うことが大切です。
肝斑は自分でも予防できる?
セルフケア
肝斑の悪化を防ぐためには、日常生活においていくつかの重要な点に気をつける必要があります。肝斑はホルモンバランスや紫外線、摩擦などの外部刺激によって悪化しやすいため、これらの要因を避けることがポイントです。以下に、具体的な注意事項を詳しく説明します。
①紫外線対策
肝斑の原因の一つは 紫外線です。紫外線はメラノサイトを活性化し、メラニン生成を促進するため、肝斑を悪化させる可能性があります。
肝斑の悪化を防ぐ為には毎日紫外線対策を行うことが重要になります。
高SPF・PA値の日焼け止めを塗り、屋外だけでなく、室内でもUVカット効果のある製品を使用することを心掛けましょう。
日焼け止めの他、帽子、サングラス、長袖の服などを着用することで物理的に紫外線を防ぐことも大切です。
②摩擦を控える
肌への刺激は肝斑を悪化させると言われています。
摩擦によって肌のバリア機能が損なわれ、メラノサイトが活性化されてメラニン色素が過剰に生成され、肝斑を悪化させる可能性があります。
洗顔は 肌をゴシゴシと強くこすらないようにしましょう。クレンジングや洗顔は、優しく行うことが肝斑の悪化を防ぐために重要です。
化粧水を塗るときも肌へ刺激を与えないよう手のひらで広げてから、肌にそっと密着させて馴染ませるように塗るようにしましょう。
また、肝斑を持つ肌は敏感であることが多く、強い刺激のある化粧品や摩擦や刺激を与える恐れがあるスクラブの使用、強いマッサージは避けましょう。
安心・確実な肝斑治療をご希望の場合は美容皮膚科がおすすめ
肝斑はセルフケアだけでは十分に改善できないため、まずは信頼できるクリニックに相談することが大切です。
クリニックでの治療方法
①肝斑の内服、外用治療
内服、外用での肝斑の治療として、トラネキサム酸の内服や、ハイドロキノン、トレチノインの外用が使用されます。
トラネキサム酸は、美肌効果のある成分で、ビタミン剤と同時摂取することで肝斑の改善やシミの抑制が期待されます。
ハイドロキノンは、シミやニキビ跡の改善が期待できる美白成分です。シミの原因となるメラニン色素の合成を阻害し、メラニンの生成を抑える働きがあります。市販の化粧品は配合濃度がまちまちで、得られる効果に差がありますので、ハイドロキノンの効果を安全に得るためには、その作用や効果を正しく理解しておくことが必要です。
神戸アカデミアクリニックの肝斑治療
肝斑ホワイトニング

肝斑ホワイトニングは神戸アカデミアクリニックオリジナルのプランで、4週間毎の計7回の治療とホームケアとがセットになったお得なセットです。一回ではとりきれない肝斑も、5ヶ月間の集中ケアで見違えるような美肌になります。
こちらの集中ケアでは初診時にはネオヴォワールによるメラニンの状況の解析を行い、患者様一人一人に合ったオリジナル治療を進めていきます。
肝斑の治療は主に2つの波長を持つ、Qスイッチヤグレーザー『トライビーム(TRI-BEAM)レーザー』という機械で行います。
トライビームレーザーは2つの波長を使い分けて、正常な皮膚細胞へのダメージを最小限に抑えつつ浅部にあるシミやそばかすから深部にある肝斑や色素沈着まで幅広い治療が可能です。
また、レーザー後のメディカルエステで治療後の肌状態をベストな状態に整えます。自宅ケアの出来るオリジナルシミ内服薬(トラネキサム酸、ビタミンE、ビタミンB、ビタミンC)や外用薬(ハイドロキノン)もセットになっており、より高い効果と美肌を叶えます。
肝斑やシミの治療は多角的なアプローチが効果的なため、
レーザーや光治療に加えてビタミン導入や内服薬・外用薬を中心とするご自宅でのスキンケア指導も行います。
ゼオスキン セラピューティック

セラピューティックは、ドクターズコスメ「ゼオスキン」の代表的な治療プログラムです。
先程ご紹介した「ハイドロキノン」配合化粧品と処方薬「トレチノイン」を使う積極的な肌治療で、ニキビ・シミ・くすみなどの肌悩みを速やかに改善する効果が期待できます。その反面、治療開始時期は副反応がありますが、継続すると落ち着いてきます。
ゼオスキンは医療機関専売の化粧品で、肌の状態に合った製品選びが効果を大きく左右します。使用には医師の診察・指導を受ける必要があり、セラピューティックでトレチノインを併用する場合は、必ず医師の処方が必要です。
肝斑治療は神戸アカデミアクリニックにお任せください
肝斑治療はそれぞれの期間やおひとりおひとりの肌状態やライフスタイルにより、適したアイテムが異なります。どんな些細な事でも診察にてお気軽にご相談ください。
