総合毛髪治療コラム

  • 2024.03.04

薄毛に悩む女性(50・60代)の症状とクリニックで受けられる治療とは?

女性は50~60代になると、髪のボリュームの減少や頭皮の地肌が目立つようになるなど、薄毛に関する悩みが増える傾向があります。年齢だから仕方ないと思って諦めるのではなく、クリニックで治療を受けて、髪の悩みを解決することも考えてみましょう。

今回は、薄毛に悩む50~60代の女性に向けて、薄毛の症状とクリニックで受けられる治療法について解説します。

50~60代の女性の薄毛症状とは?

50~60代の女性は、頭頂部や分け目が薄くなるほか、全体的な髪のボリュームが減少し、頭皮が透けて見えることがあります。髪は、一定のサイクルで生え替わりを繰り返しており、通常は髪が抜け落ちるよりも生える方が速いため、ボリュームが失われることはありません。

しかし、加齢とともにヘアサイクルが乱れ、髪が抜け落ちる速度よりも成長する速度が遅くなることで薄毛が進行します。また、髪のコシやハリの不足も見られます。髪が細くなり、まとまりにくくなることで、スタイリングや髪型の維持が難しくなることもあるでしょう。

50~60代の女性の薄毛の原因

50~60代の女性の薄毛の原因はさまざまです。更年期に入ると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少し始めます。エストロゲンは髪にハリやコシを与え、健康な髪の成長を促進する役割を果たしているため、エストロゲンの減少によって髪の質が変化し、軟毛化が起こることがあります。

また、男性ホルモンのテストステロンが相対的に増加し、男性型脱毛症のように頭頂部や分け目が薄くなることも少なくありません。

さらに、加齢によるヘアサイクルの変化も薄毛の要因となります。このように、複数の原因が合わさって、50~60代に薄毛が起こります。

50~60代の女性の薄毛治療

50~60代の女性の薄毛治療の種類は、以下のとおりです。

  • ミノキシジル内服薬
  • ミノキシジル外用薬
  • 頭皮PRP注射

ミノキシジルは、毛乳頭細胞に直接働きかけてヘアサイクルを延長し、発毛因子の産生を促進する成分です。外用薬と内服薬を使い分けたり併用したりすることで、個々に合った治療を行います。

頭皮PRP注射は、自身の血液から取り出した血漿を濃縮し、その中に含まれる高濃度の血小板を頭皮に注入する治療法です。毛根の細胞寿命を延ばし、毛根幹細胞の分化を促進するほか、毛根周囲の血管の生成を促すことで、抜け毛の減少や生える毛の本数の増加を実現します。

また、水光注射を用いたPRP注射もあります。水光注射は、注射針によってできた傷が治る過程で肌の再生力が高まる方法です。つまり、抜け毛の減少や毛の増加とともに、頭皮の若返り効果も期待できます。

自分に合った薄毛治療を受けることが大切

0~60代の女性の薄毛治療において、自分に合った適切な治療法を選択することが大切です。症状、原因、ライフスタイルなどに応じて、最適な治療法は異なります。

薄毛は、全体のボリュームの減少、頭頂部が薄くなるなど、さまざまな形で現れます。また、薄毛の進行度合いも個々で異なります。

さらに、薄毛の原因も、ホルモンバランスの変化、遺伝的要因、ストレス、栄養不足など、さまざまな要因が絡み合うことで起こるものです。自分に合った薄毛治療を受けるために、オーダーメイドの薄毛治療を行えるクリニックに相談しましょう。

神戸アカデミアクリニックではお悩みに合わせた治療を行います

神戸アカデミアクリニックでは、患者様のお悩みや症状に合わせた治療を提供しています。薄毛の原因や進行度合いを確認し、患者様の状況を把握します。その後、医師やスタッフがカウンセリングを行い、治療計画についてご提案いたします。

神戸アカデミアクリニックでは、ミノキシジル内服薬・外用薬、頭皮PRP注射など、さまざまな治療法を取り入れており、患者様に適したオーダーメイドの治療計画をご提案できますので、薄毛にお悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。