「ダーマペンにはどんな効果がある?」
「ダーマペンを実際に受けた人の効果・経過を知りたい!」
肌のメンテナンス治療の1つとして人気のダーマペン施術を検討している際に、このような疑問を抱いたことはありませんか?
本記事では、編集部の20代女性がダーマペン施術に初挑戦!
1回の施術で実感した効果や、施術後の経過について、詳しくレポートします。
実際に受けた際の施術の流れや、効果が期待できる肌の症状などについても解説しているので「ダーマペンを受けたことがない」「どんな肌悩みに合っているの?」という人も、ぜひ施術を検討する際の参考にしてみてください。
ダーマペンは肌の「再生力」を引き出す治療
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い針を肌の表面に刺して、極小の穴を一時的に作ることによって、肌の「再生力」を引き出す治療。
肌本来の「再生力」である「創傷治癒力(そうしょうちゆりょく)」を促すことによって、真皮層の中にある線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチン※の生成を助けます。
※コラーゲンやエラスチンは肌の再生やハリの維持を助ける物質。
肌の生まれ変わりを促すことで、クレータータイプのニキビ跡や小ジワ、開き毛穴等の改善や、アンチエイジング効果が期待できると言われている治療です。
ダーマペンのみの施術でも、肌の再生能力を促す効果は期待できますが、悩みに応じた美容液と組み合わせて施術を受けることで、より肌悩みを改善しやすくなると言われています。
特に、乾燥肌やくすみ肌、小ジワなどの明確な悩みがある場合は、カウンセリング時に「相性の良い薬剤はないか」と聞いてみることで、自分の肌に合った美容液を提案してもらえるでしょう。
ダーマペンと相性の良い美容液には、以下のようなものがあります。
- ハイラアクティブ(ヒアルロン酸):乾燥肌・くすみ肌などの改善
- マッサージピール(ヴェルベットスキン):シミ・くすみ・小ジワなどの改善
- 成長因子:乾燥肌・ニキビ跡・小ジワ・肝斑などの改善
- スネコス:乾燥肌・小ジワ・瘢痕などの改善
クリニックによって組み合わせ可能な美容液は異なるため、カウンセリングで自分に合った薬剤を提案してもらうのがおすすめです。
ダーマペンで改善効果が期待できる肌の症状
ダーマペンで改善効果が期待できる肌の症状には以下のようなものがあります。
- クレータータイプのニキビ跡
- 加齢や紫外線によってできた小ジワ
- いちご鼻などの開き毛穴
- シミ・くすみ
- 妊娠線や肉割れなどの真皮より深い層が破壊されている症状
それぞれの症状の特徴や、ダーマペンと組み合わせると効果的な美容液について解説します。
「自分の肌悩みは改善できる?」「自分の悩みに合った美容液を知りたい!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
クレータータイプのニキビ跡
「触り心地が凸凹している」「コンシーラーで隠せない大きな凸凹がある」という場合は、クレータータイプのニキビ跡であることがほとんどです。
炎症ニキビを放置したり無理にニキビを潰したりすることでできるニキビ跡で、セルフケアでの改善が非常に難しい症状です。
ダーマペンでの治療が効果的ですが、肌の深い層(真皮層)にまで、ニキビによるダメージが加わっているため、5〜8回程度の定期的な通院が必要となります。
クレーター肌の症状に合わせて、適切な針の深さ・適切な薬剤で施術をおこなうことが大切なので、ニキビ治療の実績があるクリニックで治療法の提案をしてもらうことが大切です。
- PCLソサム:真皮層内のコラーゲンを増やす効果が期待できる
- エクソソーム:肌のバリア機能や再生力を高める効果が期待できる
加齢や紫外線によってできた小ジワ
加齢や紫外線によってできた小ジワを改善したい場合は、ダーマペンの針の深さを浅め(0.5mm程度)に設定してもらうことで、表皮の弾力・ハリの改善を目指すことができます。
小ジワの改善は1回の施術でも効果を感じる人が多いため、自分で肌の様子を見て施術を続けたり、カウンセリング時に回数の提案をしてもらったりするのがおすすめです。
また、薬剤を導入することで、より高い小ジワの改善・予防効果が期待できると言われています。
「目元の小ジワが気になる」「首の小ジワが気になる」という人で、ダーマペンの施術を検討している場合は、カウンセリング時に自分の肌質に合った薬剤も一緒に提案してもらうことで、より効果的に小ジワを改善できるでしょう。
- 成長因子:肌老化・紫外線によるダメージ修復を助ける
- スネコス:肌内部のヒアルロン酸を補い、肌の水分量の保持を助ける
- ボトックス:肌のハリ改善・皮脂分泌量の改善に効果が期待できる
いちご鼻などの開き毛穴
毛穴が黒く見えたり、ぽっかりと毛穴が開いて見える「いちご鼻」に悩んでいる人は少なくないでしょう。
「いちご鼻」の改善もダーマペンの施術で効果が期待できます。
毛穴の状態や肌質等による個人差がありますが、1.0〜1.5mm程度の深さで、5回程度の治療を繰り返すことで、効果を実感できるでしょう。
肌の状態に合わせて、ピーリング効果のある美容液を併用することで、より早く効果を実感できることもあるため、ぜひカウンセリング時にいちご鼻改善の効果が期待できる薬剤がないか聞いてみましょう。
- ウーバーピール:肌再生・抗炎症作用・美白作用が期待できる
- マッサージピール(ヴェルベットスキン):コラーゲン・エラスチンの増生・肌質改善効果が期待できる
シミ・くすみ
肌のシミ・くすみは、肌のターンオーバーが正常におこなわれず、過剰に作られたメラニンが肌に留まってしまっている状態です。
ダーマペンで意図的に肌に穴を開けて、肌の再生を促すことで、ターンオーバーの正常化を図れるため、シミ・くすみの改善にも効果が期待できます。
ただし、シミ・くすみの改善のためには、定期的な施術で正常なターンオーバーを保つ必要があり、個人差がありますが5回以上の施術が必要です。
また、針を深く刺しすぎてしまうと、メラニンを生成する組織が刺激され、逆効果となる場合があるので、実績・症例が多いクリニックで施術の相談をすることをおすすめします。
- マッサージピール(ヴェルベットスキン):コラーゲン・エラスチンの増生・肌質改善効果が期待できる
- ブライトライト:メラニンの生成を抑える働きを期待できる
妊娠線や肉割れなどの真皮より深い層が破壊されている症状
ダーマペンは、妊娠線や肉割れなどの症状の改善も期待できます。
ダーマペンはペン型なので、妊娠線や肉割れができやすいお腹等の曲線にもくまなく施術可能。
また、真皮層のダメージにまでしっかり針を刺せるため、真皮よりも深い層にダメージがあるとされている妊娠線や肉割れの改善にはピッタリの施術だと言えます。
個人差はありますが、他の症状に比べて深く(2.0~3.0mm程度)針を刺すため、痛みを感じやすく、ダウンタイムも1週間程度続くことがあるため、妊娠線・肉割れの施術実績が多く、医師の診察を受けやすいクリニックで相談するのがおすすめです。
ダーマペンはこんな人におすすめ
- 肌の凹凸やシミ・くすみを改善したい人
- 小ジワや肌のハリを改善したい人
- 開き毛穴を改善したい人
- 目立つ傷跡や肉割れ・妊娠線などを改善したい人
ダーマペンの効果は1回でも実感できる?全顔施術後の経過2週間レポート
「ダーマペンの効果は1回だけの施術でも実感できるのか」ということを確かめるために、実際に施術を受けて、2週間分の経過を観察してみました。
額・鼻・頬の様子を写真付きでレポートします。
筆者の施術前の肌悩みは以下の通りです。
- 肌表面のザラつき
- シミ・くすみ
- 開き毛穴
- 肌のハリの無さ
どれもダーマペンで改善が期待できる肌悩み。
1回の施術でどれだけ改善できるか楽しみです。
「ダーマペンは1回の施術でも効果が出る?」「ダーマペンの施術後の経過を詳しく知りたい」という人は、ぜひ筆者の経過を参考にしてみてください。
施術直後|赤みと軽いヒリつきが出る
施術直後は鎮静と保湿を念入りにおこなってもらいましたが、軽いヒリつきが続きました。
写真のような火照ったような赤み・点々とした赤みがあるため、ダーマペンの施術後は予定を入れずに帰宅することをおすすめします。
ヒリつきや乾燥を感じたら、クリニックで指導された方法(多くの場合はワセリン)で、優しく保湿してください。
施術3日後|肌の一部に軽い赤み
痛みやヒリつきはありませんが、写真のように肌の一部に軽い赤みが残っています。
メイクは施術翌日からできるとのことだったので、この頃からメイクを通常通りおこなっていました。
この程度の赤みであれば、グリーン系のコンシーラーで馴染ませることができたので、ダーマペン施術後の赤み隠しに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
施術5日後|軽い皮剥けが始まる
この頃から、鼻周りの軽い皮剥けが始まりました。
見た目的には目立ちませんでしたが、よく見ると肌の表面で毛羽立っているような剥け方だったため、触ると少し気になります。
ワセリン等の保湿剤で、皮剥けによる毛羽立ちを抑えられたので「毛羽立ったような触り心地が気になる」という人は、スキンケアの際にワセリン等のこってりしたテクスチャの保湿剤を試してみてください。
施術1週間後|メイクやスキンケアの際の皮剥けが目立つ
施術5日後の経過と同様、見た目的には目立たないのですが、引き続き肌の皮剥けが起こっていました。
特にメイク下地を塗る際に、細かい皮剥けによって、ポロポロと皮が落ちていくため、この頃のメイクには少し苦労しました。
そのため、メイク下地を塗る際の細かい皮剥けが気になる場合は、日焼け止めと一部分のコンシーラーのみで済ませても良いかもしれません。
施術10日後|皮剥けがおさまり、滑らかな触り心地に
施術10日後になると、皮剥けがおさまり、肌が滑らかな触り心地になってきました。
化粧下地を塗る際も、細かい皮剥けが起こることなく、均一に塗れるように。
筆者の場合は、施術から10日程度経過すれば、普段と変わらない肌の扱いで生活できるようになりました。
施術2週間後|化粧ノリがよく、肌のハリが出た
施術から2週間経つと、滑らかな肌触りに加えて「施術前と比べて肌の弾力が増した」と感じるように。
化粧ノリも良くなっているため、普段通りのメイクでも肌が明るくなっているように見えました。
施術前に感じていた肌のザラつきがなくなったため、メイク自体もストレスなくできるようになったことが嬉しいです。
ダーマペンは1回の施術でも、肌のザラつきやハリのなさの改善を実感することができました。
ただし、開き毛穴やシミ・くすみに関しては、大きな改善は見られませんでした。
開き毛穴やシミ・くすみ、クレーター肌等の改善は肌質自体をしっかり変えていく必要があるため、医師・看護師と相談して定期的に治療をおこない、地道に改善を目指していくことをおすすめします。
具体的な回数は、肌悩みや肌質によって変わるため、カウンセリング時や治療時に相談して決めましょう。
ダーマペンの施術は痛い!無料で麻酔をしてもらえるクリニックがおすすめ!
筆者はダーマペンの施術を受けるのが人生で初めてだったため、慣れている人よりも痛みを感じやすかった可能性もありますが、ダーマペンの施術は、はっきり言うと、痛みをしっかり感じました。
特に、フェイスラインや生え際、鼻先は、麻酔をしていても、チクチクと細かく刺される感覚がダイレクトに伝わってきました。
そのため、施術前におこなう麻酔クリームは必須だと考えられます。
今回、筆者が施術を受けたエミナルクリニックでは、麻酔クリーム込みの価格で施術が受けられるため、初めてでもわかりやすく、安心して受けられました。
特に「初めてダーマペンを受ける」という人は、気になっているクリニックで「麻酔が無料で受けられるか」ということを、必ずチェックしておきましょう。
ダーマペンを実際に受けて感じたダウンタイム中の症状
ダーマペンを実際に受けて感じたダウンタイム中の症状には、以下のようなものがありました。
筆者の場合、肌のヒリつきや、かゆみは施術翌日にはおさまっていたので、不快感なく生活することができました。
ただし、目立つ赤みが2日程度続いたため、その間は少し肌荒れしているような見た目になってしまいました。
そのため、少なくとも3日程度は、重要な予定や写真撮影等の予定は入れない方が良いでしょう。
また、施術翌日からメイクはできるとのことですが、施術から5日目〜1週間後くらいの間は、細かい皮剥けがあり、下地やファンデーションが上手く馴染みませんでした。
そのため、可能であれば日焼け止めのみにしておいた方が、皮剥けによる不快感やストレスは抑えられるかもしれません。
施術から1週間が過ぎれば、皮剥けも落ち着いてきたため、いつも通りの生活が送れるように。
筆者は現時点(2023年5月)で、1回のみの施術ですが、肌の触り心地が滑らかになり、化粧ノリが良くなったと感じました。
特に「ニキビ跡を改善したい」「シミ・くすみ・乾燥肌に悩んでいる」という人は、定期的に施術を受けて肌質改善を目指してみてはいかがでしょうか。
ダーマペンを受けた後の生活で気をつけること
ダーマペンを受けた後は12時間程度は以下の行為を避けて過ごす必要があります。
・メイク・洗顔・通常のスキンケア・顔を濡らす行為
個人差がありますが、施術直後〜2日後程度は、ダーマペンの施術によって肌に強い赤みが出ている状態です。
この状態の時に飲酒や激しい運動、入浴などの行為をおこなうと、血行が必要以上に良くなってしまい、肌の赤みが強い炎症になってしまう恐れがあります。
施術後12時間程度〜赤みが引くまでは、血行が良くなる行為は避けましょう。
また、メイク・洗顔・通常のスキンケアなど、顔を濡らす行為をおこなうと、美容液の浸透を妨げる可能性があるため、施術当日は入浴・シャワー・洗顔を避け、スキンケアはワセリンでの保湿にとどめましょう。
実際にダーマペンの施術を1回だけ受けてみて感じたメリット・デメリット
ダーマペンを初めて受けた筆者が感じたメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
ダーマペンの施術を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
ダーマペンの施術を受けてみて感じたメリット
ダーマペンを1回受けてみて感じたメリットは以下の通り。
- 施術後10日程度で化粧ノリが良くなった
- 肌にハリを感じるようになった
施術後1週間程度は赤みや皮剥けがありましたが、筆者の場合は10日前後でそれらの症状がおさまり、施術前よりも「肌触りが良くなった」と感じました。
メイク下地やファンデーションが、肌に馴染みやすくなり、化粧ノリがよくなったのが1つ目に感じたメリットです。
また、頬等の肌にハリが生まれたため、鏡を見た際に自分の顔に対して「疲れている?」という印象を抱かなくなりました。
「肌のザラつきが気になる」「肌のハリのなさに悩んでいる」という場合は、1回のみの施術でも効果を実感できると考えられます。
ダーマペンの施術を受けてみて感じたデメリット
- 施術直後〜3日後までは赤みが目立つ
- 毛穴・シミ等の改善は1回の施術では効果が実感できない
ダーマペンのデメリットは、施術直後〜3日後までは肌の赤みが目立ってしまう点。
柔らかいハンカチやガーゼで包んだ保冷剤・氷等で軽く冷やすと症状が和らぐ可能性があるので、赤みをできるだけ抑えたい場合はぜひ試してみてください。
また、筆者は毛穴の開きにも悩んでいたのですが、1回の施術では特に大きな変化は感じませんでした。
毛穴の開きやシミ、クレーター肌などの改善には5回程度の定期的な施術が推奨されています。
肌の様子を見て、医師や看護師と相談しながら、定期的な治療を続けることで、肌質の改善が見込めるでしょう。
実際にダーマペンを受けた際の施術の流れ
今回、筆者はエミナルクリニック新宿西口院にて、ダーマペンの施術を受けました。
エミナルクリニックを選んだ理由は以下の通りです。
- 麻酔クリームが無料
- 施術後の鎮静パックが無料
- 全顔のメニューのみで料金形態がわかりやすい
痛みに弱い筆者にとって「麻酔クリームが無料」なのは大きな魅力。
また、筆者の場合、肌悩みが顔のみだったため、全顔のメニューのみで料金形態がわかりやすいエミナルクリニックを選びました。
ここでは、筆者がエミナルクリニックで、ダーマペンを受けた際の流れを詳しく解説します。
- 問診票記入
- カウンセリング・医師の問診
- 申し込み・支払い
- 麻酔クリーム塗布
- ダーマペン施術
- 鎮静
- 施術後の過ごし方についての説明
クリニックによって、多少の違いはあるかと思いますが「ダーマペンの施術を受けたことがない」「大まかな施術の流れを知りたい」という人は、ぜひ筆者の体験を参考にしてみてください。
クリニックに到着したら、まずは問診票に個人情報や肌の状況・悩みを記入します。
治療中の病気・怪我、服用中の薬、美容整形歴やアレルギー等があれば、漏れなく記載するようにしましょう。
1ヶ月以内に眉毛等のワックス脱毛や、日焼けをしているとダーマペンで肌が荒れる可能性もあるので、問診票の質問事項にはできるだけ正確に回答することが大切です。
問診票の記入が終わったら、カウンセラーによるカウンセリングを受けます。
問診票で記入した既往歴やアレルギー、肌質等について、口頭で改めて確認されるので、もし既往歴等による不安があった場合は、この時に質問しておくと良いでしょう。
「ダーマペンを受けても問題ない」と判断されたら、ダーマペンについての説明をしてもらえます。
エミナルクリニックでは、以下のダーマペンメニューがあり、カウンセラーが肌質・肌悩みに合わせてメニューを提案してくれます。
- ダーマペン×ハイラアクティブ
- ダーマペン×成長因子
- ウーバーピール
- ヴェルベットスキン
※全て全顔メニュー
筆者の場合は、乾燥肌やくすみ・ざらつきが気になっていることをカウンセラーに相談した結果、乾燥肌・くすみ肌の改善が期待できるという「ダーマペン×ハイラアクティブ」のメニューを勧めてもらいました。
カウンセラーのカウンセリングののち、医師の問診にてダーマペンの注意事項を確認します。
筆者の場合は、特に肌トラブルやアレルギーがないため、問診はスムーズに終わりましたが、不安なことや気になることがあった場合は、この時に医師に質問しておくのが良いでしょう。
カウンセリング・医師の問診の内容に納得ができたら、施術の申し込み・支払いをします。
申し込みのためには以下のものが必要なので「カウンセリング当日に施術を受けたい」という人は、あらかじめ持参しておきましょう。
- 身分証明書
- 医師の承諾書(持病がある場合)
- 未成年者契約同意書(未成年の場合)
※「医師の承諾書」と「未成年者契約同意書」は、エミナルクリニックの公式ホームページからダウンロード可能
申し込み後は、以下のいずれかの方法で、施術代金を支払います。
- 現金
- クレジットカード(VISA・マスターは分割も可能)
- 自社クレジット
- 医療ローン
医療ローン・自社クレジットでの支払いを希望している場合は、写真付きの身分証明書と、引き落とし口座のキャッシュカード・銀行印が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
ダーマペンでの施術をおこなう前に、メイクを落としてもらってから、無料の麻酔クリームが塗布されます。
施術台に寝転がると、ひんやりとした感触の麻酔クリームが顔全体に広げられます。
その後、浸透するのを待つために、写真のように20分程度ラップを使って密閉。
この時間は眠ったりスマホを見たりして時間を潰している人が多いようです。
仰向けの状態なので、スマホを見る場合は、顔にスマホを落とさないように注意しましょう。
麻酔クリームは、塗布してから5分程度で少しチクチクするような感覚が現れ、10分程度で痺れるような感覚に変わっていきます。
少し痒く感じるので、掻きたくなってしまいますが、他のことを考えて気を紛らわせておきましょう。
麻酔クリームを塗って20分程度経ったら、麻酔クリームが拭き取られ、ダーマペン施術が始まります。
針の深さは、ダーマペンの施術経験や肌悩み、肌質等によって変わるようですが、筆者の場合は1.0~1.5mm程度で施術がおこなわれました。
ダーマペンは駆動音が歯科治療のドリルのような「ギュルギュル」とした大きな音なので、初めて施術を受けた筆者は少し驚きましたが、麻酔をしっかり塗られているだけあって、額の中心や頬等では、あまり強い痛みは感じませんでした。
フェイスラインや生え際、鼻の頭では強い痛みを感じたのですが、施術スピード等に配慮してもらったため、安心して施術を終えることができました。
ダーマペンの施術後は、鎮静パック・保湿を無料でおこなってもらえます。
ダーマペンの施術後は、場所によっては出血していたり、赤みが強く出ていたりするので、鎮静や保湿はとても大切。
鎮静パックはひんやりしていて気持ち良く、鎮静後のヒリつきも和らいだように思います。
保湿も丁寧におこなってもらえたので、コースで通う場合も「安心して任せられる」と感じました。
施術後の鎮静が終わると、施術後の過ごし方についての説明があります。
以下のような、ダーマペン施術後の注意事項に関する紙がもらえるので「ケア方法や注意事項を忘れても安心できる!」と感じました。
また、洗顔やいつものスキンケアができない、施術後12時間以内の肌の乾燥やヒリつきをケアするためのワセリンも手渡されます。
筆者の場合、施術日の夜は特にヒリつきを感じたため、ワセリンの処方はとてもありがたく感じました。
施術後は、紫外線を避ける必要があるのですが、日焼け止めを塗れないので、日傘等の日焼け防止グッズを持参することをおすすめします。
ダーマペンについてよくある質問
- Q. ダーマペンの施術に即効性はある?
-
A.
ダーマペンの施術には「即効性」はありません。
1回の施術でも肌のハリや触り心地の改善が見込めますが、効果を実感するまでに1〜2週間程度の期間が必要です。
- Q. ダーマペンは何回受ければ効果が出る?
-
A.
肌のハリや触り心地等の改善は、1回の施術でも効果を期待できます。
ただし、クレーター肌の改善や毛穴の開きの改善等の肌質を改善する必要がある場合に関しては、1ヶ月に1回程度の施術を5回以上おこなうことがほとんどです。
具体的な回数は、実際の肌悩みや肌質によって変わるので、ぜひカウンセリングで相談してみてください。
- Q. ダーマペンが向いていない人はいる?
-
A.
ダーマペンは、金属の針を肌に刺して肌質改善を図る施術です。
そのため、金属アレルギーの人は、ダーマペン施術を受けられません。
金属のアクセサリー等で肌が荒れたことのある人は、ダーマペン施術を避けた方が良いでしょう。
- Q. ダーマペンには後遺症はある?
-
A.
通常、何週間も残るような後遺症はありません。
個人差がありますが、施術から3〜5日程度は赤みやヒリつき等の症状がある程度です。
万が一、1週間以上赤みがおさまらなかったり、痛みが続く場合はすぐにクリニックに相談して、適切な治療を受けましょう。
- Q. ダーマペンの施術後はいつからメイクできる?
-
A.
ダーマペンの施術後は翌日からメイクができます。
ただし、肌の赤みが強かったり、ヒリつきが残っている場合は、肌に刺激を与えないためにノーメイクでいた方が安心です。
肌の様子を見て、薄づきのメイクから始めましょう。
ダーマペンでの肌質改善は定期的な施術がおすすめ!
ダーマペンは、髪の毛よりも細い針を肌の表面に刺して、肌の「再生力」を促し、肌質の改善を目指す治療。
筆者の場合、1回の施術でも肌のハリやザラ付きの改善効果を感じることができましたが、毛穴の開きやシミ・くすみの改善は見られませんでした。
毛穴の開きやシミ・くすみ、クレーター肌の改善は、1ヶ月に1回程度の定期的な施術で、少しずつ治していくことが大切。
肌の様子をしっかり見てもらい、カウンセラーや医師、看護師と自分に合った治療計画を立てていきましょう。
筆者が施術を受けたエミナルクリニックでは、麻酔や鎮静を無料でおこなってくれるため、経済的な意味でも定期的な施術を受けやすいクリニックだと言えます。
ダーマペンの料金相場についてまとめている記事もあるので、ぜひ参考にして、自分に合ったクリニックを見つけてみてください。
※記事内で記載しているダウンタイム・効果に関しては個人差があります。
※本記事で取り上げる施術は原則自由診療によるものです。自由診療では公的医療保険制度は適用されず、費用はすべて自己負担になります。費用については事前によく確認し、納得のうえで施術を受けるようにしてください。
※ダーマペンには以下のようなリスク・副作用があります。施術内容とともにリスク・副作用について医師に確認し、不明な点は相談して、納得してから施術を受けるようにしましょう。
- 赤み・腫れ
- 出血・内出血
- 痛み・ヒリつき
- 色素沈着
- 肌トラブルの悪化
- ダウンタイムの長期化
▼参考文献