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介護脱毛は自分のために|医師が解説するメリット・注意点

「介護脱毛」というワードでご相談を受けることが増えています。



将来のことは誰にもわかりません。介護を受ける立場になったときに備えて、体毛を減らしておく、特にデリケートゾーンの毛を減らしておくことで、清潔さやお手入れのしやすさを確保する考え方です。実際に介護現場では、体毛が少ない状態の方が排泄のケアや全身の清拭がしやすく、感染予防や衛生保持にも役立つとされています。

迷惑をかけたくない

将来、介護される立場になるかもしれない。

介護者に迷惑をかけたくないという理由で介護脱毛を考える方がとても多いです。

脱毛をすることで、介護者の負担を減らすことができるのは事実です。

 

実はそれ以外に『自分のためになる』ということをご存じでしょうか?

 

介護脱毛は今と未来の自分自身の快適さにつながる

介護脱毛は未来の準備だけでなく、今の生活の快適さ にもつながります。

生理中の蒸れや経血の絡み、かぶれやニオイの悩みも、毛を減らすことで大幅に軽減できます。さらに、自分のためになる理由も多くあります。

介護を受ける際、体毛があると排せつ時や体を拭く時にうまくいかず、どうしてもゴシゴシこする必要がでてしまいます。

その結果、肌に痛みや刺激が生じることがあります。痛みや不快感から、つい介護者に当たってしまう方も少なくありません。

脱毛をして毛を減らしておくことで、こうした痛みや摩擦が軽減され、快適に過ごせます。

また、点滴やカテーテルなど医療行為の際に、テープで固定することがあります。毛が多いと固定がうまくいかず、ずれや剥がれの原因になることもあります。

脱毛によってこうした医療行為もスムーズに行えるようになり、日常の安心感が増します。

つまり、介護脱毛は「将来の介護の負担を減らす準備」と「今の生活を快適にする工夫」が同時に叶うケアなのです。

 

脱毛は早い方が良い

介護脱毛は「いつかやればいい」と思っていると、思うように効果を得られないことがあります。理由のひとつが 白髪化 です。

医療脱毛レーザーは黒い色(メラニン)に反応するため、白髪になると反応せず脱毛が難しくなります。

特に更年期から閉経にかけて白髪は増えるため、タイミングを逃さないことが大切です。

医療グループが考える脱毛

アカデミア美と健康のクリニックは神戸を中心に総合的な医療・介護・福祉サービスを提供する「すばる医療・福祉グループ」の施設です。

すばる医療・福祉グループは病院・クリニック・介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・ケアハウス等の各種施設を展開し、グループを通じて地域包括ケアシステムの向上に努めています。

 

美容のクリニックは数多くありますが、当院は介護ケアもおこなっている大きな医療法人グループの一部です。だからこそ実際に現場で起こりうることをを想定した治療が提案できるのです。

 

「介護脱毛をしたほうがいいのかな?」

「今の生活を少しでも快適にしたい」

そう思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。医療グループならではの安心感と安全性のもと、あなたに合った介護脱毛をご提案いたします。

将来の安心のために、そして今の快適のために。

それが、これからの新しい美容の形だと私たちは考えています。

📞 ご予約・ご相談はお電話またはWEB、そしてLINEからも承っております。

LINEでちょっとしたご質問やご相談も気軽に送っていただけます。

 

 

執筆者:西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック院長 木谷慶太郎

形成外科専門医 木谷慶太郎

日本形成外科学会 形成外科専門医

日本美容外科学会JSAPS 正会員

日本創傷外科学会会員 正会員

日本レーザー医学会 正会員

日本抗加齢医学会 正会員

アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医

アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医

経歴

  • 2010

    長崎大学医学部医学科卒業

  • 2010

    六甲アイランド甲南病院 初期臨床研修

  • 2012

    小野市民病院形成外科(現:北播磨総合病院)

  • 2013

    姫路赤十字病院形成外科

  • 2014

    神戸大学医学部付属病院形成外科

  • 2020

    西記念神戸アカデミアクリニック 

  • 2023

    ルネッサンス美容外科神戸院 院長

  • 2025

    西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック 院長就任