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整形より肌ケア!透明感とハリのある美肌がキレイの方法

かわいさ・きれいさは整形よりも“肌”がつくる
私は形成外科医で形を変えたり整える手術がメインの医師です。そんなわたしが本当に伝えたいこと。
「もっと可愛くなりたい」「もっときれいになりたい」。
そう思ったとき、多くの人がまず考えるのは、目を大きくする、鼻を高くする――といった顔の“形”を変える美容整形です。
もちろん、それは間違いではありません。形を整えることで印象が大きく変わることもあります。
しかし形成外科医として何千人もの患者さんを見てきた私が断言できることがあります。
それは――
「本当の美しさは、形ではなく“肌”がつくる」ということです。
きれいや可愛いだけではありません。
ハリやつやのある肌は若々しく見せてくれます。
キメが整った肌は清潔感を与えます。
血色のいい肌は元気で健康的な印象があります。
健康な肌は見た目に重要なファクターなのです。
肌が与える第一印象のパワー
私たちは誰かの顔を見たとき、ほんの0.2秒ほどで「きれい」「かわいい」「若々しい」といった印象を決めています。
その一瞬の判断に、大きく関わっているのはパーツの形ではなく、肌の透明感・なめらかさ・色の均一さです。
想像してみてください。
同じ顔立ちの人が二人いたとして――
ひとりは毛穴が引き締まり、光を反射するような透明感のある肌。
もうひとりは乾燥で粉をふき、くすみや色ムラが目立つ肌。
ほとんどの人が、前者を「健康的で魅力的」と感じるはずです。
赤ちゃんや子どもがかわいく見える本当の理由
「かわいい」という印象は、形よりも質感がつくります。
赤ちゃんや子どもは、目や鼻の形が完璧ではなくても、無条件にかわいらしく見えますよね。
それは、みずみずしく、やわらかく、血色の良い肌があるからです。
一方、大人になると、紫外線や乾燥、ストレス、生活習慣の影響で肌の水分量や弾力は徐々に低下します。くすみ、シミ、毛穴の開きが目立ち始めると、どんなに整った顔立ちでも「疲れて見える」「年齢より上に見える」ことが増えてしまいます。
整形と肌ケアの決定的な違い
整形は、形を一気に変えられる強力な手段です。
しかし、肌が美しい人は、ほんの少しの施術やメイクだけでも驚くほど印象が良くなります。
逆に、肌トラブルが目立つと、形を変えてもその美しさは半減してしまうのです。
もうひとつの大きな違いは、「美しさの持続性」です。
整形は一度で形を変えられますが、時間が経つと加齢や生活習慣の影響で変化します。
肌ケアは“終わりがない”という意味では手間がかかりますが、その積み重ねは年齢を重ねるほど差となって表れる長期的な投資になります。
美肌がもたらすメリット
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清潔感と若々しさがアップする
シミやくすみがなく、毛穴が目立たない肌は、それだけで健康的な印象を与えます。
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メイクが映える
下地やファンデーションのノリが良くなり、少ない手間で仕上がります。メイク崩れしにくくなります。
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整形効果が最大化する
パーツを整える施術も、美しい肌があってこそ効果が際立ちます。
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自信がつく
肌がきれいになると、鏡を見るのが楽しくなり、自然な笑顔が増えます。
医療でできる肌質改善
現代の美容医療には、肌を根本から改善するための多くの選択肢があります。
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レーザー治療:シミ、赤み、毛穴の改善
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メディカルエステ:古い角質を除去、ターンオーバーを促進、美容成分を深くまで浸透
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再生医療(PRP・幹細胞):コラーゲン産生を高め、ハリや弾力を回復
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スキンブースター注入:潤いと透明感を補給
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医療専用スキンケア:自宅でも肌の底上げが可能
これらを組み合わせ、さらに紫外線対策、栄養、睡眠といった生活習慣を整えることで、肌は確実に変わっていきます。
「形」より「質」を整えるという選択
私が患者さんに必ずお伝えしているのは、
「まずは肌を整えてから、必要に応じて形を変えましょう」
ということです。
肌の美しさは、整形やメイクの効果を何倍にも引き立てます。
逆に、肌の状態が整っていないと、高額な施術も十分な効果を発揮できません。
美しさは決して一夜で完成するものではなく、日々の積み重ねで育っていくもの。
だからこそ、かわいさ・きれいさを本気で手に入れたいなら、“肌投資”こそが最短ルートなのです。
最後に
整形はあくまで“形”を変えるための手段。
一方、肌の美しさは顔全体の印象を底上げする土台です。
土台がしっかりしていれば、少しの変化でも大きな魅力になります。
「まずは肌から」
この一歩が、大きく変えてくれると信じています。
執筆者:西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック院長 木谷慶太郎

日本形成外科学会 形成外科専門医
日本美容外科学会JSAPS 正会員
日本創傷外科学会会員 正会員
日本レーザー医学会 正会員
日本抗加齢医学会 正会員
アラガン社 VST(ボトックスビスタ)認定医
アラガン社 ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医
経歴
2010
長崎大学医学部医学科卒業
2010
六甲アイランド甲南病院 初期臨床研修
2012
小野市民病院形成外科(現:北播磨総合病院)
2013
姫路赤十字病院形成外科
2014
神戸大学医学部付属病院形成外科
2020
西記念神戸アカデミアクリニック
2023
ルネッサンス美容外科神戸院 院長
2025
西記念神戸アカデミア美と健康のクリニック 院長就任
